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  • 石器 - Wikipedia

    石器 (せっき)とは、石を材料として、それを加工して製作した 道具 の総称である。主として手の延長としての石製の道具を指し、 石碑 や墓石のようなものは含めない。 縄文時代 に儀式に使用されたと考えられる 石棒 を広義の石器に含めることがある。

  • 投石器 - Wikipedia

    投石器 (とうせきき)は、片手で握れる程度の石を遠くへ投げるための紐状の道具。古くから羊飼が羊の群を誘導したり害獣を追い払ったりするのに使い、土地によってはその用途で現代まで使われている。鳥など小型の動物を対象とする猟にも使われた ...

  • 泊地方の縄文文化(石器)

    石器には大きく分けて打製石器と摩製石器の2種類があります。 【打製石器】(だせいせっき) 柔らかい石を打ち欠いて作ります。

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石器

石器 せっき
百科事典項目
マルチメディア
クロービス文化の尖頭器クロービス文化の尖頭器
項目構成
I

プロローグ

石(岩石・鉱物)を材料にしてつくられた古代の刃物や道具。石は自然界でもっともかたい材料である。手ごろな石ころをハンマーにつかえば、かたい木の実や貝をわったり、動物の骨をたたきわって中の骨髄を食べたりできる。ラッコやエジプトハゲワシ(ハゲワシ)、チンパンジーなど、野生動物の中には自然石を道具として利用する文化をもつものがいる。最初期の猿人たちも、その程度に石を利用する文化は祖先から継承していたであろう。

自然石そのままではなく、石をうちかいて刃をつくりだした石器の最古の例は、東アフリカの260万年ほど前の猿人のものである。オルドバイ文化

アメリカ先住民やオーストラリアのアボリジニは、外部からの侵入者たちによって伝統文化を破壊されるまでは、石鏃などの石器を製作する技術をもっていた。パプア(ニューギニア島)の部族社会などには、白人が鉄の斧(おの)やナイフをもたらした数十年前まで、石器時代の文化がのこされていた。実験によると、磨製石斧の作業効率は鉄斧の4分の1程度で、予想以上に実用性は高い。石はもろく刃こぼれしやすいものの、場合によっては鉄の刃物より石器のほうが切れ味がするどいこともある。

石器の用途、原材料、製作方法、形状には、時代や地域によって多くの種類がある。製作方法による分類では、うちかいてつくった打製石器と、一部または全体を研磨してしあげた磨製石器に大別できる。

ヨーロッパでは時代区分によって旧石器、中石器、新石器にわけることが多いが、日本の考古学では縄文時代以降の石器を新石器とし、それ以前の石器を旧石器という。そして、旧石器のつかわれていた時代を旧石器時代(→石器時代の「日本の旧石器時代」)とよぶ。

II

日本の石器

1

旧石器時代の石器

日本列島に人が移住しはじめたことを推定できる遺跡の年代は、現時点で確実なところでは約4万~3万年前とされる。ただし、岩手県遠野市の金取遺跡(かねどりいせき)や長崎県平戸市の入口遺跡では5万年以上前にさかのぼるとされる石器が出土しており、10万年前までさかのぼる可能性もある。

4万~3万年前以降の旧石器には、ナイフ形石器、彫器、尖頭器(せんとうき:槍先(やりさき)など)、石錐(いしきり。せいすいともいう)、スクレイパー(削器)などがあり、後には石刃(せきじん)や局部磨製石斧も登場する。これらは木や鹿角製(ろっかくせい)の柄に装着してもちいられ、操作性や作業の正確さ精密さはそれ以前より飛躍的に向上した。狩りや獣(けもの)を解体・調理する石器ばかりではなく、皮革、草木材、獣骨やシカの角などを加工する種々の道具もあった。約1万4000年前にはシベリアから大量生産で替え刃式の細石刃文化(細石器)がつたえられ、縄文時代がはじまるまでつづいた。

2

縄文時代の石器

縄文時代になると、細石器文化は消滅していった。うちかいてつくる技術にくわえ、少しずつたたきへらしていく敲打(こうだ)技術や、砥石(といし)で研磨する磨製技術が発達し、使い道に応じたさまざまな形の石器が生まれた。樹木の伐採や木材加工につかわれた磨製石斧をはじめ、鍬(くわ)やシャベルに相当する打製石斧や、弓矢につかう石鏃、万能ナイフという説もある石匙(いしさじ)など、今日の鉄の道具の祖形になるものが出そろう。

また、木の実や穀物を粉にする石皿と磨石(すりいし)、漁具の石錘(せきすい。石のおもり)や軽石製の浮子(うき)のほか、ヒスイの大珠(たいしゅ)などのアクセサリー類も多くつくられ、石笛(いしぶえ)のような楽器もつくられた。具体的な用途はわからないが、石棒、岩偶、独鈷石(どっこいし)、岩版など、祭祀(さいし)・呪術につかわれたらしい石器や、地域限定の特殊な形の石器も多い。縄文文化

3

弥生時代の石器

弥生時代には、長江下流域や朝鮮半島からの大規模な難民の移住・拡散(渡来人)によって、青銅器や鉄器などの金属器の文化が本格的にもたらされるようになる。縄文人の石の祭祀具はすたれ、新しい神々の信仰とともに青銅の祭祀具がつかわれた。水田稲作にともなう穂摘み用の石包丁や石鎌(いしがま)があらわれ、磨製石斧は用途による特化がすすむ。伐採用の両刃の太型蛤刃(ふとがたはまぐりば)石斧、手斧(ちょうな)に相当する柱状片刃石斧、扁平片刃(へんぺいかたば)石斧などの出土も多い。

中期以降は重く殺傷力の大きな大型石鏃が量産され、ムラやクニの戦乱の増加をものがたっている。青銅剣を模した薄手の精巧な磨製石剣など、独特の祭祀用石器もあらわれた。石器と鉄器の交替は地域差も大きい。はやくに鉄の工具が普及した北部九州では石器はしだいにきえていったが、東日本ではかなり後まで農具や武器に石器がつかわれつづけていた。ヒスイの勾玉は定型化がすすみ、朝鮮半島への重要な輸出品ともなった。弥生文化

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