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地球上にあらわれた最大の動物であるシロナガスクジラをふくむクジラ目ナガスクジラ科の総称。ナガスクジラ科には、ほかにミンククジラやイワシクジラ、ナガスクジラ、ザトウクジラなどがふくまれる。
ナガスクジラは頭胴長約20m(最大25mをこえるものもある)、体重80tの大型のクジラである。北極と南極の両極地方の海域から熱帯海域にまで生息する。背面は灰黒色で腹面は白色。背鰭(せびれ:→ 鰭)はよくめだつが胸鰭は小さく、喉(のど)の部分にうねとよばれる縞(しま)が100本近くある。 オキアミなどの小型の甲殻類を餌(えさ)としているが、魚も食べる。ヒゲクジラの中で、もっとも速くおよぐといわれ、300m近くまで潜水することもできる。およそ70年近くまで生きるといわれている。乱獲によってシロナガスクジラが激減したあと、次の捕鯨の対象にされ、乱獲された。
シロナガスクジラはナガスクジラよりさらに大型で、頭胴長20~30m、最大のものは33mをこえる。体重も150t近い巨大なクジラである。両極地方の海域と熱帯海域を回遊するといわれる。かすり模様が全身にはいった灰色をしている。喉の部分のうねは約90本ある。 オキアミなどの小型の甲殻類を餌とし、ひげでこしとって食べる。寿命は平均80年、最高では100年をこえるといわれるが、長年にわたる乱獲がたたり、個体数が激減した。1930年ごろは年間2万9000頭以上が捕獲された。65年からは全面的に捕獲が禁止されているが、個体数の回復にはいたらず、絶滅が危惧されている。南インド洋および南太平洋には、やや小さな亜種のピグミーシロナガスクジラがいる。 分類:哺乳綱クジラ目ヒゲクジラ亜目ナガスクジラ科。ナガスクジラの学名はBalaenoptera physalus。シロナガスクジラはB. musculus musculus。ピグミーシロナガスクジラはB. m. brevicauda。
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