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項目構成
ブルームは、圧延機にかけられて、さまざまな断面をもつ製品にしあげられる。鉄道のレールやI形鋼、H形鋼、山形鋼のような建築用の鋼材は、圧延機のローラーに、もとめられた形になるよう溝がほってあるものやロールをくみあわせて使用する。
鋼板や鋼塊の状態から、用途に応じて、さまざまな形状の鉄鋼製品がつくられる。
通常のパイプは、細長い鋼板を円筒形にまるめ、板の両端を溶接してつくられる。 接ぎ目のないシームレスパイプのような管は、かたい金属棒を、傾斜している1対のローラーの間にとおしてつくるなどの方法がある。ローラーの間には、マンドレルという先のとがった心棒がとりつけてあり、ローラーがパイプの外壁をつくると同時に、マンドレルが金属棒に孔(あな)をあけながら外側へ広げて内壁をつくるようになっている。
缶詰の容器などにつかうブリキ缶の成分は、99%以上が鋼である。熱間か冷間で圧延された鋼板を溶解したスズの中にくぐらせてめっきをかける場合と、電気めっきによるものがある。まきあげられた鋼板をゆっくりほどき、化学溶液の中にくぐらせる。同時に電流は、純粋なスズ片をとおって同じ溶液の中にながれ、ゆっくりとスズを分解し鋼の表面に付着させる。 自動販売機などでみるスチール缶の材料をつくるには、鋼板や鋼片は、めっきをかける前に2回目の冷間圧延をし、鋼板をかたくて極端にうすいものにする。鋼材がより少なくてすむため、結果的に重量が軽くなり材料費も節約できる。
鋼を硬化するために、熱処理とことなる表面処理もつかわれている。肌焼きという方法では、鋼片を炭素か窒素の化合物の中で加熱し、表面の硬度を極度に高める。炭素を材料の表面近くで高濃度にする方法は、ガス浸炭法(しんたんほう)といい、木炭(→ 炭)やコークス、またはメタン、一酸化炭素のように炭素をふくむガスの中で鋼を長時間加熱する。 表面近くに窒素化合物を生成させる処理法を窒化といい、特殊な組成の鋼をアンモニアガスなどの中で加熱し、鉄と窒素との化合物をつくって硬化する。 シアン化法は、別名で青化法(せいかほう)とか薬焼きといい、赤熱した鋼にシアン化塩をふりかけたり、シアン化塩の溶液につけ、炭化物と窒化物の両方を生成させて硬化する。
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