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  • psycho lab. : Learn to Psychology! : 心理学の基本 : 感覚と知覚

    実は、ここで知覚が働き、安定させているのです。 実際は動いているのに、そうは見えない、このようなものは 「知覚の恒常性」 と呼ばれます。視覚を例にとれば、「大きさ」「形」「位置」「明るさ」「色」などに働いている、といわれています。

  • 知覚の恒常性 - MSN エンカルタ 百科事典 ダイジェスト

    観察者と対象の距離関係が変化すれば、外界の事物遠刺激が網膜上におよぼす近刺激の強度光のエネルギーや特性大きさ、形、色などは大きく変化するが、知覚される強度や特性は、その外界の事物の特性をほぼ恒常にたもつ傾向にある。これを知覚の恒常性 ...

  • 心理学の知覚の恒常性とは何ですか? ヒトはそれをどうやって ...

    心理学の知覚の恒常性とは何ですか? ヒトはそれをどうやって獲得するのでしょうか? レポートがまとまらないので・・どなたか助けて頂きたいです。 ちんぷんかんぷんです。 ... mold720 さん 心理学の知覚の恒常性 とは何ですか? ヒトはそれをどうやっ て ...

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知覚の恒常性

知覚の恒常性 ちかくのこうじょうせい Perceptual Constancy
百科事典項目
項目構成
I

プロローグ

観察者と対象の距離関係が変化すれば、外界の事物(遠刺激)が網膜上におよぼす近刺激の強度(光のエネルギー)や特性(大きさ、形、色など)は大きく変化するが、知覚される強度や特性は、その外界の事物の特性をほぼ恒常にたもつ傾向にある。これを知覚の恒常性という。恒常性は大きさ、形、明るさ、色、方向、位置、運動の速さ、音の強度などにみとめられ、これらの現象を恒常現象ともいう。

II

ゲシュタルト学派の主張

ブントらの構成主義ないし要素主義心理学においては、刺激と感覚の間に1対1の対応関係があることが仮定されたが、これを批判するゲシュタルト心理学は、この仮定を論駁(ろんばく)する事実として、メロディの移調の事実(調がかわって音符そのものはすべて変化しても、メロディは変化しない)と、この知覚の恒常性および幾何学的錯視の現象をとりあげた。恒常現象の記述や指摘はかなり古くからあり、かならずしもゲシュタルト学派の固有の発見ではない。しかし要素主義を論駁し、その理論的論争に決着をつける決裁実験の意味をもつものとして、ゲシュタルト学派は、この知覚の恒常性の研究を精力的におしすすめた。ここでは大きさの恒常性に話を限定しよう。

III

カメラとのアナロジー

われわれの知覚を説明するもっとも素朴なモデルのひとつは、カメラとのアナロジーである。外界の事物は、目の水晶体を介して網膜にある大きさの像をむすぶ。カメラも外界の事物をレンズを介してフィルム面にその像をむすぶ。そして外界の対象が観察者の網膜にむすぶ像の大きさは、物体までの距離の変化に応じて、距離が近くなれば大きく、距離が遠くなれば小さくなる。これはカメラの場合もまったく同様である。写真や映画あるいはテレビの映像は、まさに距離の変化に反比例して、うつる像の大きさが変化する。被写体までの距離を半分につめれば、被写体は倍の大きさにうつる。ところがわれわれの知覚はそうならない。相手との距離を半分につめたときに、相手が2倍の背丈にみえるわけではない。こうしてカメラとのアナロジーは恒常性の問題によってくずれる。逆にそこから、知覚の恒常性はわれわれの知覚の本質的な特徴だということになる。視覚

実際、知覚の恒常性があることによって、われわれの知覚世界は安定し、事物の同定が容易になっている。大きさの恒常性ばかりでなく、角度が少々変化してもその形の同一性が保持され、外界の明るさが少々変化しても目の前の事物の明るさや色はほとんど変化しない。しかしながら逆に、知覚はつねに恒常にたもたれるといえば、それは明らかに言い過ぎである。高層ビルの屋上からみおろしたときに、通りをあるく人はケシ粒のようにみえ、けっして恒常性はたもたれていない。そこから、どういう条件のときに、どの程度の知覚の恒常性がえられるのかが問題になってくる。

IV

大きさの恒常性

大きさの恒常性の研究においては、外界の事物をみるときに観察者は大きさの判断と距離の判断を同時におこない、これによって大きさの恒常性がなりたっていると考え、これを実験的に検証しようとしてきた。ひとつは、日常的な知覚空間が豊かにもっているさまざまな奥行きの手掛かりを減じるように知覚空間を還元し、奥行き距離の判断が困難な場合の大きさ判断をもとめるという研究である。

たとえば通常の両眼視を単眼視にし、両眼視差の手掛かりを減じるとか、被験者に筒のぞきをさせて、事物の重なりやきめの勾配(こうばい)など周囲の環境からくる奥行きの手掛かりを減少させるなどの手続きである。他方、恒常性の程度を測定する試みは、一般的には標準刺激と比較刺激の1対(つい)比較によっておこなわれてきた。つまり、標準刺激を一定の距離におき、その距離が半分の位置に比較刺激を提示することにし、そこで比較刺激の大きさを次々に変化させて、見かけの大きさが標準刺激と同じにみえるその比較刺激の大きさをもとめるという手続きである。奥行き知覚運動知覚

もしも大きさの恒常性が完全なら、半分の距離に提示されても比較刺激は標準刺激と同じでなければならない。また、恒常性がまったくなく大きさの知覚が網膜像の大きさによって一義的にきまるものならば、ひとしいと判断される比較刺激の大きさは標準刺激の半分でなければならない。実際に被験者が判断する大きさは、この中間にくる。通常の空間内において、一例として観察者から6mの距離に標準刺激として直径200mmの円板をおき、3mの距離に比較刺激を提示するとき、両眼視ではおよそ175mm前後の大きさのときにひとしいと判断される。それが単眼視になると145mm程度の大きさでひとしいと判断されるようになり、単眼でなおかつ筒のぞきの条件になると、120mm程度の大きさでひとしいと判断されるようになってくる。

ここから第1に、大きさの恒常性といっても、完全な恒常性があるわけではないこと、第2に、日常的空間が還元され、奥行きの手掛かりが減少すれば恒常性は維持できなくなって、われわれの知覚がいわばカメラの構造に接近することがわかる。

では奥行きの手がかりとは何か、ほかの恒常現象も同じように説明できるのか、などなど、知覚の恒常性の研究は、受容器の水準での奥行き検出など多方面に展開されてきている。

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