![]() |
Windows Live® の検索結果
Windows Live® の検索結果 項目構成
宇宙開発事業団(現、宇宙航空研究開発機構)と気象庁によって開発された日本の気象衛星。正式には静止気象衛星(GMS:Geostationary Meteorological Satellite)「ひまわり」という。東経140度の赤道上空3万5800kmの静止軌道にあって気象観測(→ 気象学)をおこない、その画像データは日本だけでなく、中国や韓国、オーストラリアなど27の国と地域に配信されている。 日本最初の静止気象衛星となった「ひまわり1号」(GMS-1)は、1977年(昭和52)7月14日に世界気象機関(WMO)と国際学術連合会議(ICSU)が共同でおこなった地球大気観測計画(GARP)の一環として、アメリカのケープカナベラルからうちあげられた。重量は約315kg、直径220cm、高さ270cmの円筒形をしていて、60分ごとに地球全体の画像を撮影することが可能な可視赤外線走査放射計(VISSR)や、地上との通信用の機器などを搭載していた。初期段階の運用と実験をへて、78年4月から気象庁によって本格運用されていたが、81年12月に「ひまわり2号」(GMS-2)と交代した。 1981年8月にうちあげられた「ひまわり2号」(GMS-2)以降は、84年8月の「ひまわり3号」(GMS-3)、89年(平成元)9月の「ひまわり4号」(GMS-4)、95年3月の「ひまわり5号」(GMS-5)のいずれもが種子島宇宙センターからうちあげられている。 「ひまわり5号」は、後継機の打ち上げに失敗したため、1995年6月から2003年5月まで運用されていた。その後、「ひまわり6号」が運用を開始するまでの期間は、アメリカ海洋大気庁(NOAA:National Oceanic and Atmospheric Administration)からかりうけた予備衛星のGOES(Geostationary Operational Environmental Satellite)9号をつかい、気象観測がつづけられた。
「ひまわり5号」の後をひきつぐ運輸多目的衛星新1号(MTSAT-1R)は、2005年2月26日にH-IIAロケット7号機により種子島宇宙センターからうちあげられ、愛称も、「ひまわり」という名前が広く定着していることから「ひまわり6号」と命名された。なお、MTSAT(Multi-functional Transport Satellite)-1Rは、気象観測の機能だけでなく、航空管制の機能もあわせもっている。 「ひまわり6号」は、5号のセンサー(可視光1、赤外線2、水蒸気1)にくらべ、近赤外線センサーが追加されたことで、夜間観測の精度があがった。また、高品質な画像をえるために、センサーの水平分解能や階調数の向上がはかられた。さらに、北極から南極までの全球観測にかかる時間は従来と同じ60分ごとだが、撮影は30分ごとに可能となり、今までの倍の速度となった。6号は、運用試験をへて2005年6月から正式運用が開始されている。 また、航空管制業務をおこなうためには2機の衛星が必要なことから、2006年2月18日、H-IIAロケット9号機により運輸多目的衛星新2号(MTSAT-2)がうちあげられた。この衛星は「ひまわり6号」のバックアップ機でもあることから、愛称も「ひまわり7号」と名づけられた。7号は、6号に異常事態が発生しなければ、10年から気象観測の業務をひきつぐ予定となっている。
© 1993-2008 Microsoft Corporation. All Rights Reserved. |
© 2008 Microsoft
![]() ![]() |