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加工用の高抗張力アルミニウム合金の代表的な合金。飛行機などによくつかわれる。標準的な成分は、アルミニウムに銅3.0~4.5%、マグネシウム0.3~1.0%、マンガン0.5~1.0%をくわえたものだが、これらのほかにケイ素0.2~0.5%をくわえるものもある。1911年ごろドイツのアルフレート・ウィルムによって開発された。 時効による硬化が大きく、熱処理することで強度が増大する。鋳造したインゴットは高温で鍛造され、素材に加工される。さらに時効硬化によって、引張強さ400MPa、伸び率20%程度になり、軟鋼と同程度の強さをもつようになる。常温では、5~7日間で材料としての性質が安定する。リベット用などの材料は常温での時効の進行をおさえるため、冷却してからつかう。
ジュラルミンの成分のうち、銅を3.8~5.0%、マグネシウムを1.2~2.0%程度に増量したもの。時効による硬化がジュラルミンより大きく、引張強さが20%程度増大する。
アルミニウムに銅1.2%、亜鉛6.0%、マグネシウム2.0%、クロム0.25%、マンガン0.25%をくわえたものを超々ジュラルミンという。ジュラルミンにくらべ40~50%高い引張強さをもち、アルミニウム合金としてはもっとも高い。 ジュラルミンに近い合金というイメージがあるが、実際は、アルミニウム-マグネシウム-亜鉛合金で、ジュラルミンとは組成がかなりことなる。亜鉛の量が5%以上になったときに発生する時期割れ(加工による残留応力によって、一定の時間がたつと材料に亀裂ができる)や応力腐食割れといった欠点を改善するために、クロムとマンガンが添加されている。 超々ジュラルミンは日本で発明された材料だが、実用化したのはアメリカの航空機メーカーだった。
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