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項目構成
妻のデザインで屋根を荘厳化しようとする意識は、その後もつづいた。近世の城郭の天守閣(→ 城)では、千鳥破風、唐破風といった屋根妻のデザインが、その立面をかざっている。 町家でも、奈良県今井町の今西家住宅のように、たくさんの屋根の妻をデザインとして建物の周囲につけるものがあり、これを八棟造(やつむねづくり)とよんでいる。
また、屋根は屋根葺(ふ)き材により、瓦葺(ぶ)き、ヒノキの皮をつかった檜皮葺(ひわだぶ)き、割板でふいた板葺き、茅(かや)や藁(わら)でふく草葺きにわけられる。 瓦葺きは、寺院や一部の宮殿の屋根に使用されたが、中世までは住宅につかわれることはなかった。しかし、桃山時代以後、城郭建築用に瓦が大量生産されるようになると、住宅にも利用されはじめ、その後一般の民家にも普及した。 檜皮葺きは、貴族住宅の中心になる建物にもちいられた。武士の住宅や町家では板葺きが多く、農家では板葺きと草葺き両方の屋根がみられる。
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