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ウサギ目ウサギ科に属する大型のノウサギ。アメリカ合衆国では、もっともよく知られたノウサギでもある。→ ウサギ
そのうちの1種、オグロジャックウサギは、北アメリカ大陸南西部に分布し、おもに乾燥した地帯に分布している。頭胴長は40~63cm、体重は2.0~3.5kgとウサギの中でも大型の種で、体色は褐色で、長い耳と足が特徴的な種である。 集団で営巣していることが多く、草や樹木の小枝の皮などをはいで食べるほか、野菜や穀物などの農作物を食べるため、カリフォルニア州などでは最大の害獣だともいわれている。牧場主などは、現在1km²当たり3100頭とも推定される個体数をへらそうと、大がかりなウサギ狩りをおこなっている。 発達した耳ですばやく危険を察知し、逃げ足もはやい。大きな耳は逃走の際、体熱を効率よく放熱することができる。オグロジャックウサギは、ウサギの中でもっとも足がはやく、平均時速約60kmではしりつづけることができ、最高時速では70kmをこえることもある。夜行性で、日中は日陰でやすんでいる。砂漠地帯にすんでいるものは、ほかのノウサギとはちがい地面に短いトンネルをほり、夏の暑さをさけることもある。
もうひとつのジャックウサギであるオジロジャックウサギは、アメリカ合衆国北西部に分布し、おもに草原などに生息している。頭胴長55~66cm、体重は約3kg、オグロジャックウサギと同じくらいだが、耳が小さい。とはいっても長さは10~11cmほどもある。体色は夏が淡黄褐色で冬になると白色となる。しかし、最南部にすむものは冬になっても色はかわらない。 これらのウサギはツラレミア菌を媒介し、人間に野兎(やと)病をひきおこすことがある。 分類:哺乳綱ウサギ目ウサギ科。オグロジャックウサギの学名はLepus californicus。オジロジャックウサギの学名はLepus townsendii。
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