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項目構成
現生種はアフリカ大陸のツチブタ1種だけであり、どのような祖先から進化したか系統的な点は不明である。切歯と犬歯をもたず、管をたばねたような形の臼歯をしている。穴をほるのに適したするどい平爪をもち、シロアリやアリを常食とする。
前後の足の指は2本または4本の偶数の哺乳類。 イノシシ亜目(イノシシとカバ)、ラクダ亜目、ウシ亜目(シカ、キリン、ウシなど)に分類されるが、小型のネズミジカから大型のキリンまで大きさはさまざまである。足の筋肉が発達し、走力にすぐれている種類が多い。ウシ亜目の大部分のものは角をもっているのも特徴である。進化のすすんだものでは上顎の門歯が退化し、犬歯を欠くものが多い。 イノシシは雑食性だが、それ以外のものの多くは草食性で、腸は長く胃は反芻(はんすう)胃となっており、そこに共生する微生物の力をかりてセルロースを分解する。古くから人間の狩猟対象であり、また多くの家畜がつくりだされている。 アイベックス、アカシカ、アルガリ、アルパカ、アンテロープ、インパラ、エランド、オジロジカ、イボイノシシ、ペッカリー、コビトカバ(→ カバ)、リャマ、フタコブラクダ、マメジカ、ジャコウジカ、ノロ、シフゾウ、オカピ、ヘラジカ、トナカイ、キバノロ、スイギュウ、カワイノシシ、ガゼル、グアナコ、ゲムズボック、コブウシ、サンラ、シャモア、ヤギ、シロイワヤギ、ジャコウウシ、スタインボック、スプリングボック、ダイカー、ダマジカ、ハーテビースト、バーバリーシープ、バイソン、バビルーサ、ビクーニャ、ビッグホーン、ブタ、プロングホーン、ホエジカ、ミュールジカ、ヤク、ワピチ、カモシカ、ヒツジ、シカなど。
系統的にはアリクイ目に近縁で、かつてはいっしょの目とされていたが、近年は独立した目としてあつかわれる。アリクイに似ているが、全身はかたくあらい鱗(うろこ)におおわれている。この鱗は体毛が変化したもので、ぬけかわる。口先はとがり、四肢にはするどい爪が発達している。歯は1本もなく、長い舌でアリやシロアリを食べる。食べたアリなどは、角質化した胃壁ですりつぶされる。おもに地上生だが木にものぼることがある。アジアとアフリカの熱帯域にのみ分布している。 センザンコウ、オオセンザンコウなど。
哺乳類の中でもっとも繁栄しているグループ。種数としてはコウモリ目の約2倍に近く、全哺乳類の種数の半分近くを占める。繁栄の要因としては、体が小さく、他の哺乳類が利用できないような空間を利用でき、また繁殖の速度がはやいこと、生活が多様性にとみ、植物食を中心に幅広い食性に適応していることなどである。発達した門歯はするどいノミ状で、物をかじるのに適し、歯は一生のびつづける。リス類とネズミ類、それに南アメリカ大陸産のネズミであるテンジクネズミ類に大きくわけることができる。 アグーチ、オブトイワバネズミ、ジリス、テンジクネズミ、ビスカーチャ、プレーリードッグ、リス、ハタリス、シマリス、ムササビ、モモンガ、ビーバー、ハムスター、キヌゲネズミ、ポケットマウス、マーモット、マスクラット、ヤマビーバー、ホリネズミ、ゴールデンハムスター、エゾヤチネズミ、ハタネズミ、カヤネズミ、アカネズミ、クマネズミ、ドブネズミ、ハツカネズミ、ヤマネ、レミング、デバネズミ、タテガミヤマアラシ、カナダヤマアラシ、モルモット、カピバラ、パカ、チンチラ、ヌートリアなど。
ウサギは最近までネズミ目に分類されていたが、上顎の門歯がげっ歯類の1対に対し大小2対あることなどから、現在ではウサギ目として分類されている。草食性で、盲腸内に共生する微生物が分解したセルロースを排泄(はいせつ)して食べなおすという糞食(ふんしょく)をする。
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