Windows Live® の検索結果
Windows Live® の検索結果 デジタル衛星放送デジタル衛星放送 デジタルえいせいほうそう Digital Satellite Broadcasting
百科事典項目
項目構成
放送衛星(BS:Broadcasting Satellite)を利用する、従来のBS放送(→ 衛星放送)が、アナログ信号による電波で放送サービスをおこなっていたのに対し、デジタル信号の電波で放送サービスする衛星放送のこと。総務省がすすめる放送のデジタル化への移行は、まず通信衛星(CS:Communication Satellite)をつかったCSデジタル放送からはじまり、現在ではBSデジタル放送や、東経110度CSデジタル放送も開始されている。日本では、JSAT(現、スカパーJSAT)のCS衛星JCSAT-3をつかい、1996年(平成8年)からパーフェクTV!(現、スカパーJSAT)がデジタル放送の試験放送を開始し、翌97年から本放送を開始した。一方、BS放送も2000年からデジタル放送を開始した。現在ではアナログとデジタルの2方式となっているが、総務省は11年度までに、地上波をふくめた放送サービスのすべてをデジタル化する方針である。→ デジタル放送
CSデジタル放送では、従来の放送とはことなり、通信衛星の管理と運用をおこなう受託放送事業者と、受信契約者のデータ管理や料金の徴収、チャンネルのパッケージングなどをおこなうプラットホーム事業者とよばれる放送サービスの管理会社がある。さらに、このプラットホームの下には、実際の放送サービスの制作や編集をおこなう委託放送事業者が存在している。 CSデジタル放送では、地上波放送やBS放送などニュースや映画、スポーツなどさまざまな番組を1つのチャンネルでおこなう総合チャンネルとはちがい、ニュースや音楽、映画など、専門に特化した多数のチャンネルによるサービスを提供している。その一方で、放送を継続することに関しては、地上波放送やBS放送に比較して規制が緩やかなこともあり、チャンネル間での競争の激化の中で廃止されたチャンネルも多くなっているのが現状である。
1997年5月に郵政省(現、総務省)は、2000年からのBS放送は、デジタル方式によるHDTV(高画質・高精細度テレビ)放送を基本とすることを決定。00年12月からBSデジタル放送が開始された。放送衛星の後発機BS-4を使用し、それまでアナログ方式によるBS放送をおこなってきた日本放送協会(NHK)とWOWOWにくわえ、地上波放送をおこなっている既存の民間放送5系列を中心としてそれぞれ設立されたBS5社によるデジタルHDTV放送を基本とした放送がおこなわれている。専用のBSデジタル・テレビでは、データ放送の受信端末にくわえて限定受信システム(CAS)が装備されている。この機能をつかうことで、データ放送サービスと公衆回線との連携などによる双方向機能をいかした新たなサービス提供が実現している。
2002年3月には、放送衛星と同じ東経110度に静止する通信衛星N-SAT-110を利用する東経110度CSデジタル放送が開始された。従来の通信衛星(CS)は静止衛星軌道上の位置が放送衛星(BS)とことなっており、偏波(電波の振動面の分布の偏り)もちがっていたため、専用のアンテナとチューナーを必要としていた。だが、この東経110度CSデジタル放送は、受信用のパラボラアンテナをあわせる方向や角度がBSデジタル放送と同じことから、共用アンテナを利用することで2つの放送を受信することができる。しかし、2つの放送では使用されている周波数がちがっているため、従来発売されていたBSデジタル放送用のアンテナやコンバーターは使用することができない。
|
© 2009 Microsoft
![]() ![]() |