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  • 魚竜 - Wikipedia

    魚竜 (ぎょりゅう、英:Ichtyosaurs)は、 絶滅種 の大型海棲 爬虫類 。 イルカ に似ており( 平行進化 参照)大きい 歯 を持っていた。 中生代 の大部分に渡って生存していた。約2億5千万年前に、 恐竜 (約2億3千万年前に出現)よりやや早く出現し、9千万年前 ...

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魚竜

魚竜 ぎょりゅう
百科事典項目
項目構成
I

プロローグ

水中生活に完全に適応した爬虫類の一群。首長竜とともに中生代の海における生態系の頂点に位置していた。

II

水中で胎児を出産

終始、陸にあがることはなく、水中で胎児を出産する胎生であった。肢(あし)が変化した(ひれ)をそなえ、イルカのような体形。歯が生え、カジキマグロのような長い吻(ふん)をもつ。首長竜とはちがい、陸上生物からひきついだ骨盤は、せいぜい痕跡(こんせき)をとどめるか完全に消失している。それほど水中生活に適応していた。

III

出現にまつわるなぞ

しかし、魚竜(ぎょりゅう)の出現にはいまだに多くの不明な点がある。最古の魚竜(ぎょりゅう)が地球上の海に姿をあらわした三畳紀初期の陸地では、いまだ大型の両生類が君臨する世界であった。しかし魚竜(ぎょりゅう)は、すでに出現した時点で陸上生活の痕跡や中間型を類推させる材料をもっていなかった。わかっているのは、おそらく、古生代後期に、爬虫類の一部が水中にもどっていったのではないかということだけである。

IV

巨大化と多様化

陸上生活から完全に独立した魚竜(ぎょりゅう)は、三畳紀中期から後期にかけて大発展し、巨大化と多様化をとげる。アメリカ合衆国のネバダ州で、数十頭という集団の化石が発見されているショニサウルスなどは、体長13.5mにも達する。同じころ世界各地に分布していた全長10mにもなる魚竜(ぎょりゅう)キンボスホンディルスは、脊椎(せきつい)が56個(ヒトの場合33~34個)もある長い胴をもっていた。

食性も多様で、魚類などを食べるものや、するどい歯でオウムガイアンモナイトなどをかみくだいて捕食するものもいた。しかし、三畳紀後期におこった全地球的な海退にともない、こうした沿岸性で遊泳能力の低い魚竜(ぎょりゅう)は絶滅する。

かわってジュラ紀には、マグロのように尻尾(しりお)(しりお)が下にまがる外洋性のイクチオサウルスのような魚竜(ぎょりゅう)が繁栄するが、白亜紀中期を最後に魚竜(ぎょりゅう)の時代は終わりをつげる。

日本で発見されたウタツギョリュウは、宮城県の三畳紀初期の地層から発見され、世界最古の魚竜(ぎょりゅう)といわれている。

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