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Windows Live® の検索結果 平安末期から鎌倉初期、12世紀末ごろにつくられた絵巻。人間以下すべての生き物が輪廻転生する六道のうち、地獄の世界をあらわす。浄土信仰と六道輪廻の思想が広まるとともに、この時期、六道の恐ろしさを描いた六道絵が盛んに制作された。この絵巻もそのひとつで、4巻が現存する。東京国立博物館本は、もと岡山・安住院所蔵。詞書(ことばがき)と絵各4段からなり、「正法念処経(しょうぼうねんしょきょう)」に説かれる地獄の凄惨(せいさん)なありさまを描く。奈良国立博物館本は、もと東京・原家所蔵。詞書6段・絵7段がのこり、「起世(きせ)経」に説かれる地獄のうち、鬼や動物などにいためつけられる場面を描く。 ボストン美術館所蔵の断簡(詞書・絵各1段)は、「起世経」に説かれる一銅釜(いちどうふ)地獄をあらわしていることから、奈良国立博物館本の残欠と考えられる。そのほか、僧侶(そうりょ)たちがおちる沙門(しゃもん)地獄を描いた益田家旧蔵甲本(詞書・絵各7段、五島美術館、シアトル美術館などに分蔵)、悪鬼払いの辟邪絵(へきじゃえ)と思われる益田家旧蔵乙本(詞書・絵各5段、奈良国立博物館保管)が現存する。福岡市美術館所蔵の断簡(詞書・絵各1段)は、益田家旧蔵乙本の残欠。 「餓鬼草紙」との類似から、後白河院の周辺で制作された大規模な六道絵の一部をなすという説もあるが確証はない。紙本着色、縦26.1~26.5cm。
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