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  • 鳥獣人物戯画 - Wikipedia

    鳥獣人物戯画 (ちょうじゅうじんぶつぎが)は、 京都市 右京区 の 高山寺 に伝わる紙本墨画の 絵巻物 。 国宝 。 鳥獣戯画 とも呼ばれる。現在の構成は、甲・乙・丙・丁と呼ばれる全4巻からなる。内容は当時の世相を反映して 動物 や 人物 を 戯画 的に ...

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  • 過去の展覧会 展覧会 サントリー美術館 サントリー

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鳥獣人物戯画

鳥獣人物戯画 ちょうじゅうじんぶつぎが
百科事典項目

京都の高山寺につたわる、鳥獣や人物を戯画化して描いた白描(はくびょう:彩色がなく墨一色)の絵巻。「鳥獣戯画」ともいわれ、平安・鎌倉期12~13世紀中ごろの作とされている。詞書(ことばがき)はない。4巻からなるが、各巻ごとに画風や主題の違いがみられ、制作当初から一連のものだったとは考えられない。

もっとも有名な甲巻は、サル、カエル、ウサギなどがあそぶようすを擬人化して描いたもの。画面下端の損傷と模本により、もとは2巻だったという説が提示されている。それによると、損傷をうけていない巻では、祭りの行列、相撲、双六(すごろく)盤運び、碁、腕相撲、首引き、走り高跳び、法会(ほうえ)、僧供(そうぐ)、喧嘩(けんか)、田楽(でんがく)が描かれ、損傷をうけた巻には、競馬の出走準備、競馬、落馬、蹴鞠、舟遊び、水遊び、賭弓(ときゅう)、酒宴の用意があらわされている。いずれも、祭りや法会、遊びなど神仏をよろこばせる人間の行為が、動物たちの姿をかりて、生き生きと描きだされている。

乙巻は、馬、牛、タカ、犬、鶏、ワシ、ハヤブサ、玄武、麒麟(きりん)、ヒョウ、ヤギ、トラ、獅子(しし)、青竜、ゾウ、バク(獏)など、実在する動物と空想上の動物を絵手本風に描きあつめたもの。丙巻は、碁、双六、将棋、首引き、にらめっこ、腰引き、闘鶏、闘犬など人間の勝負事と、調馬、山車、験競(げんくら)べなど動物の遊戯を前後に描きつぎ、丁巻は、曲芸、験競べ、法会、流鏑馬(やぶさめ)、田楽、毬(まり)打、木遣(きやり)、僧の宗理問答、印地打ちなど人間の風俗を滑稽(こっけい)に描く。

甲乙巻の作者として、平安時代末ごろの高僧、鳥羽僧正覚猷(とばそうじょうかくゆう:1053~1140)や絵仏師の定智(じょうち)の名がつたえられるが確証はない。密教図像との共通性から絵仏師の作とする説や、「年中行事絵巻」模本との図様の一致から絵師の作とする説がある。紙本墨画、縦30.6~31.3cm。

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