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Windows Live® の検索結果 北フランス、ピカルディ地方のアミアンにある大聖堂(→ カテドラル)。盛期ゴシックの頂点とされる建築。延面積7700m²、全長145m、身廊間口14.6m、天井高42.3mで、当時としてはヨーロッパ最大規模の教会である。1218年の火災で焼失したロマネスク期の建物にかわって、20年エブラール・ド・フイヨワ司教が現在の大聖堂再建に着手。1410年ごろには今日の姿に近い状態に完成したとされている。 建築に関係した建築家の名前は、教会堂中央の広い廊下である身廊に1288年設置されたラビリンス(迷宮)を描いた床石の刻印から知られており、ロベール・ド・リュザルシュが最初のプランと模型を作成し、トマ・ド・コルモンとその息子ルノーが工事を完成させたといわれる。西正面の3つの扉口は、他のゴシック大聖堂と同様、豊かな彫刻と浮彫でみたされている。たとえば、「最後の審判」のタンパン(扉上の半円形の小壁)彫刻とキリスト像の中央柱をくみあわせた中央扉口、聖母マリアの生涯をテーマとした右扉口、そして最初のアミアン司教だった聖フィルマンと司教区の初期聖人たちを描いた左扉口など、ゴシック彫刻の傑作が雄大で構造的な外観をかざっている。 堂内にはいると、祭壇にむかう身廊の壁面が、大アーケード、トリフォリウム、高窓の3層で構成され、天井はリブとよばれる細いアーチをくわえたリブ・ボールトでおおわれている(→ アーチとボールト)。大きく開けられた窓には人々を超越的な瞑想にさそいこむステンド・グラスがいっぱいにはめこまれ、柱の周囲につけられた多数の小円柱が天井のリブまで連係して、あたかもこの小さな円柱が42.3mもの高い天井を軽々とささえているかのごとく錯覚させる。 このように内部空間に演劇的効果をあたえるには、石積みのあつい壁で天井を支持する工法だけでは限界があった。ゴシック人は荷重の流れを経験的に計算して、外部に大きなつっかえ棒をわたすことを考えだした。それがフライング・バットレス(飛梁:→ バットレス)とよばれるものである。アミアン大聖堂は、これを全面的に使用し、完璧な形でゴシック空間を完成させることに成功した。なお、内陣の木製聖職者席は、1508~18年に制作されたもので、110をかぞえる彫刻でうめつくされ、ゴシック大聖堂の荘厳さをさらに印象づけている。
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