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Windows Live® の検索結果 京都市右京区高雄にある真言宗の別格本山。元来この地には和気(わけ)氏の氏寺の高雄山(たかおさん)寺があった。延暦年間(782~806)に河内国に創建されていた和気清麻呂発願(ほつがん)の神願寺を、824年(天長元)、子の和気真綱(まつな)らが合併し、官寺に準ずる地位の私寺である定額寺(じょうがくじ)とし、神護国祚(こくそ)真言寺に改名したことにはじまる。高雄山寺時代の809年(大同4)に天皇の命令をうけた空海が入寺し真言密教の中心となる。弟子の真済(しんぜい)がついで堂舎を造営、国家鎮護の寺院として興隆した。平安後期に荒廃したが、文覚が後白河法皇や源頼朝の援助をあおぎ復興をとげた。 美術品の宝庫で、とくに真言密教、空海に関するものが多い。以下のものはすべて国宝である。本尊の薬師如来立像は前身の神願寺以来の本尊と推定され、平安初期を代表する木彫。多宝塔の五大虚空蔵菩薩座像は観心寺の如意輪観音座像に酷似の像容で、ともに密教彫刻の代表作である。875年(貞観17)の銘をもつ梵鐘は、橘広相(ひろみ)の序詞、菅原是善の銘文、藤原敏行の揮毫(きごう)により有名で、古来「三絶(さんぜつ)の鐘」といわれ日本三名鐘のひとつとされる。両界曼荼羅(高雄曼荼羅)は現存最古の曼荼羅で空海伝来の図様をつたえる。絹本着色釈迦如来像は切金(きりかね)がうつくしく院政期の代表仏画で「赤釈迦」ともよばれて親しまれている。藤原隆信筆といわれる伝源頼朝像、伝平重盛像、伝藤原光能(みつよし)像は似絵として有名。「山水(せんずい)屏風」は平安大和絵の代表作である。書では812年(弘仁3)、空海がこの寺で最澄、真綱、泰範、円澄ら190人余りの人々に両部灌頂を伝授したときの記録の「灌頂歴(暦)名」が空海自筆として有名である。また、紅葉の名所として中世以降有名になり、東京国立博物館蔵、狩野秀頼筆の「高雄観楓(かんぷう)図屏風」などにえがかれている。
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