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甲虫目タマムシ科に属する昆虫の総称、あるいは、そのうちの1種をあらわす。
種としてのタマムシは、ヤマトタマムシともいい、体形が長楕円形で、体長25~45mmほどである。背面は緑色の地に縦の赤筋がとおり、金属性の光沢にかがやいている。その美しさを昔の人は玉にたとえ、玉虫とよんだ。腹面は金緑色から赤銅色をしている。 メスはオスより大きく、腹部の先が丸みをおびている。
本州、四国、九州に分布し、成虫は7~8月に発生する。日中は活発にとびまわり、エノキの葉などを食べる。食樹であるエノキの梢(こずえ)をめぐってとんでいるのをよくみかけるが、甲虫のつねとしてゆっくりととび、キラキラと緑色にひかって、大きさのわりによくめだつ。 エノキ、ケヤキやサクラなどの朽ち木の表皮に産卵する。孵化(ふか)した幼虫は材部に穴を開けてくらし、材を食べてそだつ。木の中で蛹になり、夏に羽化して成虫となる。
別属のウバタマムシはタマムシよりやや小さく(体長24~40mm)、褐色地に黒い縦筋模様をもつ地味な甲虫だが、民間でタマムシのメスとよばれることがあった。誤認にもとづいていたとはいえおもしろい俗信といえよう。
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