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よくみられる日本の固有種の野ネズミ(→ ネズミ)である。南西諸島をのぞく日本全国に分布する。森林地帯に多いが、農耕地や河川敷にも生息する。 背部がうつくしい赤褐色をしているため、この名がある。腹部は白い。頭胴長は85~135cm、尾長は13~17cm。体重は30~50gほどである。
おもに種子をこのむが、昆虫や果実なども食べる。ほぼ完全な夜行性であるが、しばしば昼間にも行動する。
アカネズミは、冬にそなえてどんぐりなどの種子を巣内に貯蔵(巣内貯蔵)したり、林床にほった浅い穴に貯蔵(分散貯蔵)する習性をもっている。この貯蔵された種子の一部は食べのこされ、翌春には発芽する。こうして、種子の分散と確実な芽生えをもたらすので、アカネズミが森林の更新にはたす役割は大きい。
おもに地面や地下で活動するが、捕食者(→ 捕食)におわれたときなどは木にものぼる。地下には複雑なトンネルシステムを構築し、共同で利用している。飼育下では、トンネルをほるときには、前足や口をつかってトンネルをほる係とけずりとった土をはこびだす係といった作業分担のあることが観察されている。
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