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無色か白色の結晶。ケイ酸とよばれるものが多数あるように、ケイ酸ナトリウムも各種組成の化合物があり、メタケイ酸ナトリウム(Na2SiO3)、オルトケイ酸ナトリウム(Na4SiO4)、そのほかNa2Si2O5、Na2Si4O9、Na6Si2O7、Na2Si3O7などの水和物が知られているが、一般にはメタケイ酸ナトリウムをいう。
冷水にはほとんどとけないが、加圧下、水と加熱することによって強アルカリの水あめ状の水溶液がえられる。この水溶液を水ガラスといい、耐火材料や封着材料として利用される。大量の水よりも少量の水のほうがとけやすく、水和物は無水和物よりとけやすい。また、ナトリウムが多くふくまれるほうがよりとけやすい。水溶液は酸にすばやく分解される。アルカリ性が強いほど粘性も高い。
石英あるいはケイ砂と炭酸ナトリウムを混合して、約1000°Cに加熱して製造する。
ケイ酸カルシウムとともにガラス(ソーダ石灰ガラス:軟質ガラス)をつくる。ソーダガラスはケイ砂(ケイ酸を供給する)とソーダ(酸化ナトリウム、ナトリウムを供給する)と石灰岩(カルシウムを供給する)を1300°C以上に熱してえられる。 ケイ酸ナトリウム自体の用途としては、製鉄にもちいられる転炉や酸の濃縮器のライニング、研磨剤のバインダーなどである。水溶液は卵の保存、耐火材、洗剤、接着剤、耐水性壁、セメント、水性ペンキにもちいられる。
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