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  • マルテンサイト - Wikipedia

    マルテンサイト (martensite, α'鋼)は、Fe-C系 炭素鋼 を、安定な オーステナイト から急冷する事によって得られる組織。ドイツの冶金学者 アドルフ・マルテンス (Adolf Martens)が発見したため、この名称がある。

  • マルテンサイト変態 - Wikipedia

    マルテンサイト変態 (マルテンサイトへんたい)は、 結晶格子 の各 原子 が 拡散を伴わずに 共同的に移動することにより新しい 結晶 に変わるという形式の変態をいう。このことから,マルテンサイト変態を 無拡散変態 ともいう。

  • Q-11-02-02 マルテンサイトはなぜ硬いのですか。

    図1に示すように,焼入れた炭素鋼のマルテンサイトは非常に硬く,その硬さは炭素量に大きく依存する 1) 。マルテンサイト変態によって生成した変態生成物はマルテンサイトと呼ばれ,またマルテンサイトの1つ1つの結晶をマルテンサイト晶と呼ぶ。

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マルテンサイト

マルテンサイト Martensite
百科事典項目
項目構成
I

プロローグ

顕微鏡で観察される組織名で、発見者のアドルフ・マルテンスに由来する。オーステナイト状態を急冷(焼入れ)することによって生じる鋼の組織で、過剰に炭素を溶解していて硬いがもろい。本来は鋼の組織だけでいわれたが、拡張されて、急冷や応力によって、拡散によらずに緻密で針のような組織を生成することをマルテンサイト変態というようになっている。合金セラミックなどでもみられる。

II

焼入れによるマルテンサイト変態

炭素鋼を常温から加熱すると、910°C以上ではa鉄からg鉄に変態して、ふくまれている炭素が内部に過剰に溶解した状態になる。この組織の状態をオーステナイトといい、オーステナイト状態から水中、油中などにつけて焼入れすると、炭素がごくわずかだけ溶けこんだまま凝固する。純鉄に近い状態のフェライト(a鉄の組織名)と炭化物とに分解する時間的な余裕がないので、炭素をむりやり過剰に溶解したままマルテンサイトになる。

III

マルテンサイトの焼戻しによる使用

焼入れしたままの鋼は、硬度は高いがもろいため、かならず焼戻しして軟らかさと靱性(ねばり強さ)をもたせてから材料として使用されている。マルテンサイトを焼戻しすると、フェライトと炭化物に分解して、フェライトの地に細かい粒状の炭化物が分散したセメンタイトという組織ができる。焼戻し温度を高くするほど鋼はしだいにやわらかくなり、また靱性が向上する。

マルエージング鋼製鋼の「鋼の熱処理」

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