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銀河があつまって1つの集団になっているもの。構成する銀河の数が少ないものを銀河群ともよぶ。銀河の多くは銀河群あるいは銀河団に属していると考えられる。
銀河群は数個から50個の銀河があつまったもので、その大きさは数百万光年ぐらい。銀河群とそれ以外の所を写真でくらべると、密度に20倍ほどの差がある。銀河群の代表的なものに、銀河系(→ 天の川)が所属する局部銀河群がある。局部銀河群は直径約600万光年で、所属する銀河の数は約30個であるが、なかにはやや不確定なメンバーもふくまれる。また、2つの大銀河である、銀河系周辺とアンドロメダ銀河周辺の2つの中心をもつ。局部銀河群には約10個の矮小(わいしょう)銀河がふくまれ、その割合が他の銀河群や銀河団にくらべて多いが、これは距離が近いため暗い矮小銀河まで観測できるからである。矮小銀河は中心への集中がなく、構成する星の数も数千万から数億個の小さな銀河である。
銀河群より多く、50個から1万個以上の銀河が直径数百万光年から数千万光年の範囲にあつまったものを銀河団といい、おとめ座銀河団やかみのけ座銀河団などが代表的である。かみのけ座銀河団は約1000個の銀河が直径2000万光年の範囲にあつまり、地球から2.9億光年のかなたにある銀河団である。掃天観測から、アメリカのジョージ・エイベルらは全天で約4100個、フリッツ・ツビッキーらは北天で約9600個の銀河団のカタログを発表している。銀河団の形は、円に近い規則的なものから不規則なものへと系列をつくっており、規則的なものほど進化していると考えられる。2種の分類がおこなわれており、銀河団のうち明るい銀河の分布、もしくは一番明るい銀河の明るさに着目し、前者のRS分類では6種、後者のBM分類では5種になる。 銀河団の密度や大きさは銀河団によってことなり、とくに密度の高いかみのけ座銀河団の中心部は局部銀河群のおよそ1000倍の密度である。また、銀河団中の活動銀河からの電波やX線が観測されるほか、銀河団全体に広がる数千万度以上の高温の銀河間ガスからのX線が観測されることがある。これらの銀河間ガスをひきとめ、また銀河団が安定に存在するために必要な重力から計算した銀河団の質量は、観測される銀河からもとめた光学的質量の10倍程度になり、ここにもみえない質量、ダークマターの問題がある。
数個からときには数百個以上の銀河団の集まりを超銀河団とよぶが、超銀河団はほぼ1億光年から数億光年の大きさに達する。局部銀河群をふくむ局部超銀河団は、おとめ座銀河団を中心に約100個の銀河団をふくみ、大きさ1.5億光年の扁平な形をしている。
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