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  • バロック音楽 - Wikipedia

    バロック音楽 とは、ヨーロッパにおける 17世紀 初頭から 18世紀 半ばまでの音楽の総称である。一般に 通奏低音 の使用と、感情に則した劇的表現が特徴であるとされる。今日の オペラ の原型や、声楽から独立した形での器楽はこの時期初めて確立された。

  • 珈琲と紅茶とバロック音楽「平均律」

    珈琲と紅茶とバロック音楽「平均律」東横線学芸大学駅前の喫茶店。内装は木造りの隠れ家的名店。

  • バロック音楽の作曲家一覧 - Wikipedia

    バロック音楽の作曲家一覧 (バロックおんがくのさっきょくかいちらん)は、 16世紀 末から 18世紀 前半までに活躍した クラシック音楽 の 作曲家 の一覧。生年の順に配列されるが、生年が同じなら没年の順である。

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バロック音楽

バロック音楽 バロックおんがく
百科事典項目
項目構成
I

プロローグ

一般に、16世紀末から18世紀前半までのヨーロッパの芸術音楽をさす。ルネサンス(西洋音楽の「ルネサンス時代」)と古典派の間の時代に位置する音楽である。

バロックという言葉は、ポルトガル語の「バローコ(ゆがんだ真珠)」に由来するとされ、18世紀に不自然で人工的なものをさす形容詞としてもちいられた。その後、19世紀になって17世紀美術の様式をバロックとよぶようになり、とくに美術史家ウェルフリンは、ルネサンス時代の古典様式と対照的な独自の様式としてバロック様式(バロック美術)を位置づけた。これを20世紀初めに音楽学者ザックスが音楽史に応用し、それ以来、バロック音楽という用語が定着した。

II

バロック音楽の始まり

バロック音楽に先行するルネサンス音楽では、すべての声部を均等にあつかう対位法による声楽が高度に発達したが、その均質で静的な音楽様式は、16世紀後半に異質な要素を混在させる、よりダイナミックで「バロック的な」様式へと移行していった。

とくにバロック音楽の開始を象徴するのが、16世紀末のフィレンツェにおける人文主義者たち(カメラータ)の活動である。彼らは古代ギリシャ悲劇(悲劇の「古代の悲劇」)の復興をめざし、すべての台詞(せりふ)をうたう音楽劇、すなわちオペラを創始した。この最初期のオペラにはモノディという新しいタイプの独唱歌曲がもちいられている。これは、歌詞にしめされる「情念(アフェクト)」の表現を重んじた朗唱風の旋律によるもので、伴奏には楽器奏者がバスの旋律をかなでながら即興的に和声の補充をおこなう通奏低音がつかわれている。モノディの影響力は大きく、情念の表現や通奏低音の使用はバロック音楽の本質的な特徴となった。これらが形骸(けいがい)化した時点で、新たに古典派音楽がはじまることとなる。

III

時代的背景

バロック音楽の時代のヨーロッパ社会では貴族文化が頂点に達した。音楽も宮廷生活を華麗にいろどるものとして、重要な役割を演じた。同時に、新旧両教会、さらに新興の市民階級もそれぞれに音楽活動をになった。これら3つの勢力が拮抗(きっこう)して音楽文化をささえた点に、バロック音楽の時代的特質をみとめることができる。

IV

イタリアのバロック音楽

バロック時代の音楽を先導したのはイタリアである。カトリック教会や貴族たちはルネサンス時代からひきつづき音楽を保護し、各都市で活発な音楽活動がくりひろげられた。

この時代、オペラはイタリア音楽においてとくに重要なジャンルとなった。初期のオペラを代表する作曲家はモンテベルディである。彼はオペラ史における最初の傑作というべき「オルフェオ」(1607)をマントバで上演した。17世紀半ばには、オペラは世界で最初にオペラ劇場をたてたベネツィアを中心に発展したが、同地にうつったモンテベルディも「ポッペアの戴冠(たいかん)」(1642)という晩年の傑作をのこした。

その後、17世紀末にナポリでアレッサンドロ・スカルラッティがアリアを主体とするオペラの形を整備し、前古典派に通じるナポリ楽派とよばれる一派を形成するにいたった。また、宗教的内容をもつ劇音楽であるオラトリオもカメラータの創作に起源をもち、17世紀半ばに、ローマでカリッシミなどによって形態がととのえられた。

さらにイタリアは器楽の発展にも大きく寄与し、鍵盤楽器音楽では17世紀初頭にフレスコバルディがそれまでの奏法を集大成して、多くの弟子をそだてた。また18世紀前半には、ドメニコ・スカルラッティが単一楽章によるチェンバロのためのソナタを数多く作曲した。

バイオリン音楽も17世紀のイタリアで盛んになり、バイオリン族の楽器を主体とする合奏形態がこの時期に確立された。とくに、コレリが17世紀後半にローマで作曲したトリオ・ソナタ、ソロ・ソナタ、コンチェルト・グロッソは、後続世代の作曲家の模範となった。協奏曲のジャンルでは、それにつづいてボローニャトレリらによってソロ・コンチェルトも生みだされた。18世紀前半には、ビバルディがベネツィアでバイオリン協奏曲を中心に数多くの協奏曲を作曲し、ヨハン・セバスティアン・バッハにも大きな影響をあたえた。

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