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国の行政機関のひとつ。英語名称は、Ministry of Land, Infrastructure and Transport。2001年(平成13年)1月6日、建設省、運輸省、国土庁、北海道開発庁の4省庁を統廃合し、国土交通省設置法の施行にもとづいて新発足した中央官庁。 国土交通省の任務は、国土の総合的かつ体系的な利用・開発・保全、そのための社会資本の整合的な整備、交通政策の推進、気象業務の健全な発達、海上の安全・治安の確保をはかることにある。 そのおもな機能は、(1)国土計画、(2)都市整備、(3)住宅・土地、(4)治水・水利、(5)公共施設の整備と管理、(6)北海道開発、(7)運輸事業、(8)安全規制、(9)海上保安、(10)気象、(11)観光などとなっている。
国土交通省の母体となった、建設省、運輸省、国土庁、北海道開発庁は以下のような沿革をたどっている。
建設省の歴史は、明治新政府の太政官制の時代、1869年(明治2年)4月に設置された民政担当の中央官庁民部官に土木司をおいたことにはじまる。民部官はのち民部省となるが、71年に廃止となった。一方、70年に、現在の国土交通省の機能に近い官庁の工部省が設置され、71年、同省に土木寮がおかれた。 土木寮は、1873年に設置された内務省に移管され、土木局と改称された。のち、1941年(昭和16年)に、土木局は内務省国土局となった。第2次世界大戦後の45年11月、戦災地の復興と住宅の建設供給をはかるために、別組織として戦災復興院が設置された。 1947年12月、内務省の廃止にともない、同省国土局と戦災復興院が統合され、48年1月、総理庁建設院が設置された。ついで同年7月、総理庁建設院と運輸省運輸建設本部をあわせ建設省が設置された。
運輸省の歴史は、1870年(明治3年)に設置された工部省に鉄道掛(てつどうがかり)がおかれたことにはじまる。鉄道掛は、鉄道寮(1871年鉄道掛を改組)、鉄道局(1877年鉄道寮を廃止して設置)と改称された。85年12月の内閣制度の発足により工部省が廃止され、鉄道局は内閣直属となった。 1890年9月、鉄道局は廃止され、その機能は内務省外局の鉄道庁にうつされた。しかし、92年7月、鉄道部門が逓信省に移管され、93年11月、逓信省鉄道局となった。1908年12月、逓信省鉄道局と帝国鉄道庁(1907年4月設置。国有鉄道の運営機関)を廃止して、鉄道院が設置された。 ついで、1920年(大正9年)5月、鉄道院が廃止されて、専任大臣をもつ独立の機関として鉄道省が設置された。43年(昭和18年)11月、太平洋戦争の進展に対応するため、逓信、鉄道の2省を統廃合し運輸通信省が設置された。 しかし、この統合は機構の複雑化と事務の膨大化をもたらし、運営に支障をきたしたため、1945年5月、通信部門を切りはなし、運輸部門は運輸省として独立した。
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