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項目構成
第5に、非連続的な進化の実例として、リン・マーギュリスが提唱した細胞共生説がある。これは、真核生物(動物や植物など)のミトコンドリアや葉緑体、鞭毛が別の単細胞生物との共生によって生じたとするもので、現在ではこの説が正しいことがほぼ立証されている。これは、自然選択とはまったく次元をことにした進化の様式で、高等動物の進化においても、共生微生物やウイルスの遺伝子が同じような形で影響をあたえている可能性は否定できない。 いずれにせよ、古典的な遺伝子像がくつがえり、ダイナミックに相互作用する遺伝子像がうかびあがってきた現在、単に自己の複製を子孫につたえるという遺伝子像だけで自然選択を考えるのは、進化の全容をかたることにならない。新しい知見をとりいれた新総合説とでもいうべき体系的な進化論の再構築が期待されるところである。
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