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  • 氷河地形 - MSN エンカルタ 百科事典 ダイジェスト

    地上を氷河が広くおおっていた時代氷河時代あるいは氷期に氷河作用氷食作用:浸食によってつくられた地形。氷食地形ともいう。氷河が谷の壁面と底面をけずるとU字谷、谷の源流部をけずるとお椀わんを半分に切ったような形のカール圏谷ができる...

  • 周氷河地形 - Wikipedia

    周氷河地形 (しゅうひょうがちけい)とは、地中の 水 分が凍結や融解を繰り返すこと( 凍結融解作用 )によって形成される地形。 日本 では 北海道 稚内市 の 宗谷岬 周辺などに見られる。

  • Amazon.co.jp: パタゴニア―氷河・氷河地形・旅・町・人: 安仁屋 ...

    本書は、学問的にはあまり興味はないが、パタゴニアとくに氷原周辺に興味がある人や旅行してみたいと思っている人が読んでそれなりにおもしろく参考になるように、一方では氷河・氷河地形に興味ある専門の人が読んで研究の参考になり得るものを混ぜた

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氷河地形

氷河地形 ひょうがちけい Glacial Landforms
百科事典項目
項目構成
I

プロローグ

地上を氷河が広くおおっていた時代(氷河時代あるいは氷期)に氷河作用(氷食作用:浸食)によってつくられた地形。氷食地形ともいう。氷河がの壁面と底面をけずるとU字谷、谷の源流部をけずるとお椀(わん)を半分に切ったような形のカール(圏谷)ができる。氷河の末端部には氷河がけずりとってはこんできた岩片がたまる(堆石堤またはモレーン)。氷河ののこした地形や堆石、谷の側面の岩につけた氷河のひっかき傷(擦痕:さっこん)から過去の氷河の分布や流動方向を知ることができる。

II

氷河地形の形成

氷河によってひきおこされる地形作用は3つある。まず、寒冷気候によって一種の風化がおきる。第2に、氷河によって大規模な浸食がおこり、ひじょうに特徴のある自然環境がつくられる。第3に、氷河に隣接した地域では徐々に堆積物が増加し、その過程で独特の地形(氷河地形)が形成されることになる。

1

寒冷な気候と風化作用

気候条件によって、岩石が普通よりはやく風化することがある。気温が常に氷点(0°C)をはさんで変動している地域では、凍結と溶解によって風化作用が促進される。岩石の表面の亀裂や小さな穴にしみこんだは、気温が氷点下になると凍結する。そして水はになると膨張し、割れ目に大きな圧力をかける。気温がふたたび上昇すると、氷はとけて水になる。こうして凍結と溶解を何度もくりかえすうちに岩石はもろくなり、やがてくだけてしまう。岩石の破片は氷河に落下すると、かなり遠くまではこばれて堆積することがある。たとえば、スカンディナビアの岩石がイングランド南部、ベルギー、フランス、オランダなどでみつかっている。このように、数百キロメートルもの距離を移動した石のことを迷子石という。

2

山岳氷河と浸食作用

山岳氷河は気温の低い山地、とりわけ太陽があたりにくく、ほとんど雪解けしない東側や北側の斜面でつくられる。全般的に気温がさがると、山につもったは季節がかわってもとけずにのこっている。雪は年々蓄積されて幾重もの層になり、その重みにくわえて凍結と溶解の繰り返しにより、やがて氷となる。この氷が時とともに厚みをまし、巨大な塊となってついに地表をすべって移動しはじめる。摩擦熱などによって氷河の底面がとけると、そこにできた水が氷河の流動をさらに助長する。氷河は高山の台地から谷をすべりおり、最終的には低地の平原に到達する。高山の台地に大量の雪がつもって生まれた氷河は、流動することで谷を浸食し、岩屑(がんせつ)を運搬して低地の平原に堆積させ、やがて消滅する。

こうした氷河の移動速度は、主として気温に左右される。現在グリーンランド島北部にみられる寒帯の氷河は地表にはりつき、うごくとしてもごくわずかである。年間をとおして気温が0°C以上になる日数が比較的多い地域にある山岳氷河は、雪解け水が大量に出るため、1年で30~70mも移動する。まれに、同じ場所を数日かけて何度も移動する氷河もあるが、そのメカニズムはいまだ解明されていない。

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