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項目構成
地球で発見された隕石の大部分は、小惑星のかけらであると考えられる。小惑星をスペクトルによって分析すると、隕石と似たいくつかのタイプに分類できる。 地球からみえる小惑星の約75%はCタイプに属し、炭素質コンドライトの石質隕石と関係がある。これは、太陽系内で最古の物質であると考えられている。暗色をしめすのは炭化水素をふくむためで、水の吸収をあらわしている。したがって、Cタイプの小惑星は地球や月とはことなり、形成されて以来一度もとけたりあたためられたりしたことがない。 Sタイプの小惑星は、石鉄隕石と関係があり、ケイ酸鉄やケイ酸マグネシウムをふくむニッケルや鉄からできている。そして、全体の約15%を占めている。のこりの大部分を占めるMタイプの小惑星は、隕鉄と構成が同じである。つまり鉄とニッケルの合金だということであり、惑星の外層が衝突によってとりのぞかれ、あとにのこった芯(しん)なのかもしれない。 ベスタを代表とするごく少数の小惑星は、まれなタイプの隕石、無球粒隕石と関係がある。ベスタなど、溶岩の流れたあとのような表面がみられるので、過去に融解したことをものがたっている。しかし、ベスタなど一部の小惑星は融解し、ほかの多くのものは融解していないのはなぜか。ひとつの説明として、初期の太陽系には放射性同位体の濃度の高い部分があり、小惑星をとかすのにじゅうぶんな熱を発生させたことも考えられている。
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