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  • 外務省: バチカン

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  • バチカン - Wikipedia

    バチカン市国 は、この項目へ 転送 されています。世界遺産登録物件としてのバチカン市国については「 バチカン市国 (世界遺産) バチカン市国 Status Civitatis Vaticanæ (ラテン語) Stato della Città del Vaticano (イタリア語) (

  • バチカン美術館 - Wikipedia

    バチカン美術館 (Musei Vaticani) は、 ローマ 市内に位置する バチカン にあり、歴代 ローマ教皇 の収集品を収蔵展示する世界最大級の 美術館 である。日本語では「 ヴァチカン美術館 」、「 ヴァティカン美術館 」などとも表記する。

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バチカン

バチカン Vatican City
百科事典項目
項目構成
I

プロローグ

イタリアの首都ローマ市内にあり、カトリック教会の長である教皇元首とする国家。正式国名はバチカン市国。国連での名称は聖座The Holy See。1929年2月、イタリア政府とのラテラノ協定によって成立した。主要言語はイタリア語で、教皇庁の公用語はラテン語。世界最小の国で、面積は0.44km²。住民のほとんどが聖職者で、人口は1000人(2001年推計)。教皇領

II

建造物

バチカンは、ローマ市内の北西部、テベレ川右岸の丘の上にある。南東のサン・ピエトロ広場に面した部分をのぞき、国境は6つの門のある中世およびルネサンス時代の市壁にかこまれている。建造物のうちでもっとも重要なものは、全世界のカトリック信仰の中心であるサン・ピエトロ大聖堂である。4世紀、コンスタンティヌス1世聖ペトロの墓の上にたてたバシリカ式教会堂を16~17世紀にたてなおしたもので、ブラマンテミケランジェロベルニーニなどの時代を代表する芸術家が設計・建築を手がけた。大聖堂の前には楕円形(だえんけい)のサン・ピエトロ広場が広がる。

サン・ピエトロ大聖堂に隣接するバチカン宮殿は、教皇の住居を核に代々増改築が重ねられた結果、大小の建物からなる大建築物となった。部屋数はあわせて1400におよび、各所に贅(ぜい)をつくした装飾がほどこされている。なかでも著名なのが、ミケランジェロの壮大な天井画と壁画でかざられたシスティナ礼拝堂ラファエロのフレスコ画のある教皇館の「ラファエロの間」などで、これらは現在、バチカン美術館の一部として公開されている。

ミケランジェロやラファエロに宮殿をかざらせたユリウス2世をはじめ、歴代教皇はこぞって芸術文化の保護に力をそそぎ、超一流の美術コレクションをつくりあげた。バチカン美術館は、それら膨大な美術品をもつ宮殿内の美術館の総称で、エジプト美術をあつめたグレゴリアーノ・エジツィオ美術館やエトルリア美術を収蔵するグレゴリアーノ・エトルスコ美術館、古代ギリシャ・ローマの彫刻を収蔵するピオ・クレメンティーノ美術館とキアラモンティ美術館などがあり、イタリア人画家の主要な作品を収蔵するため1932年にたてられたバチカン絵画館と、100万冊をこえる図書や写本、貴重な地図類を所蔵する宮殿内のバチカン図書館もふくまれる。バチカン市壁内にある他の主要な建造物としては、バチカン市国政庁、教皇謁見ホールなどがあり、西端の丘の上にはヘリポートもそなえている。

III

政治と経済

バチカン市国では、枢機卿による教皇選挙会議(コンクラーベ)で選出された教皇が絶対的な行政権、立法権、司法権をもつ。枢機卿は教皇により任命され、2005年3月21日現在、183人で枢機卿団を構成しているが、その中で教皇選挙に参加できるのは80歳未満の枢機卿で上限は120人。教皇の権限執行を補佐するのが教皇庁で、政務を担当する国務省を最高機関として、そのほかに教理省、福音宣教省など9つの省がおかれている。国務省は、総務局(内務省にあたる)と外務局(外務省にあたる)からなり、国務長官が首相に相当する。立法権の行使に際しては、教皇は枢機卿会議などからの助言をうける。司法をつかさどるのは内赦院、大審院、控訴院からなる裁判所。スイス衛兵が教皇周辺の警護あたり、サン・ピエトロ広場やバチカン美術館などはイタリア警察が管轄する。教皇の夏の離宮であるガンドルフォ城(カステルガンドルフォ)など市国外にあるバチカンの施設にも、治外法権がみとめられている。

2005年4月2日、1978年以来長く教皇の座にあったポーランド出身のヨハネ・パウロ2世が死去。世界各国の首脳陣や他宗教の指導者、数百万人ともいわれる数の一般信徒が、弔問、葬儀のためにバチカンをおとずれた。4月18~19日におこなわれたコンクラーベで、新教皇にはドイツ出身のラツィンガー首席枢機卿が選出され、ベネディクトゥス(ベネディクト)16世として就任した。

財政は、美術館などの入場料や切手の発行、投資の利潤、信者からの寄付によってまかなわれており、バチカン市国には独自の郵便制度、鉄道駅、ラジオ局、電話および電報サービス、銀行などがある。日刊紙1紙(1996年)と月刊公報1誌、その他書籍やパンフレットが各国語で出版されている。通貨はイタリアのリラがつかわれていたが、イタリアのユーロ参加にともない、2002年1~2月にユーロにかわった。

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