占星術
占星術 せんせいじゅつ Astrology
百科事典項目
項目構成
地球の事象が、太陽や月、惑星、恒星などの天体の位置や動きにどう対応しているのかを研究すること。占星術師は、人が誕生した瞬間の天体の位置やその後の動きが、その人の性格ばかりか運命にも影響をおよぼすと考えている。科学者はかなり前から占星術の原理を否定しているが、今でも洋の東西を問わず、占星術を信じている人は多い。
占星術では「ホロスコープ」という図をつくる。これは人の誕生といった特定の時点における諸天体の位置をえがきだしたもので、「黄道」をもとに図示される。黄道というのは、地球からみて太陽が1年かけて天球を1周する軌道のことで、「黄道十二宮」とよばれる12の部分に区分されている。黄道十二宮は、おひつじ座、おうし座、ふたご座、かに座、しし座、おとめ座、てんびん座、さそり座、いて座、やぎ座、みずがめ座、うお座の12星座に対応している。
ホロスコープを書く際は、地球をのぞくすべての惑星(占星術では太陽と月もふくむ)を、黄道上の位置にしたがい、12の宮にわりふっていく。惑星は人間の基本的欲求を、宮は人間の一連の特徴をあらわす。また、俗に「しし座生まれ」とか「うお座生まれ」というのは、その人のサン・サイン(誕生したときに太陽のはいっていた宮)のことをさしている。
そのいっぽう、ホロスコープは12室にも区分され、それにより地球が1回自転するのに要する24時間があらわされる。それぞれの室は、結婚、健康、仕事、旅行、死といった人生上の問題を個別にあつかう。そして占星術師は、それぞれの天体がホロスコープのどの宮や室にあるのかをもとに占いをおこなう。
占星術は大昔から世界各地でおこなわれた。それらは、さまざまな文明で別々に発展をとげたらしい。
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