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項目構成
重力は、地球の質量によってつくられる引力である。重力は地表に直交した方向に徐々に変化してゆく。重力計は相対的な重力を測定するためにひじょうに感度がよい。測定点の地下の密度差によっておきる重力の標準値との差は、ブーゲー異常として知られる。 月や太陽の重力場の中で地球が回転すると、地球上では重力の周期性があらわれる。海洋の潮汐はもっとも明瞭にみられる現象である。海洋潮汐のほかに、固体地球も若干であるが周期的に伸縮している。これを地球潮汐という。
プレートの運動によって、大きな地震がおきることが認識されるようになり、全地球的な地震活動を詳細に知ることが可能になった。さらに核から地表へつたわる地震波の伝播の仕方から、マントルや核のことについて、多くのことが推測できるようになってきた。この10年ほどで、リソスフェア(岩石圏)として知られる地殻と、上部マントルについての知識は飛躍的にました。これはもともと、石油や天然ガスを発見するために発展してきた、人工地震波探査の技術を駆使してなしとげられたものである。
地下水や陸水、あるいは大気圏の水についての基礎的な分野である。陸と海から生物圏と大気圏を介在して蒸発や蒸発発散作用、つまり土壌からの蒸発、植物の発散によって水がなくなることや、降雨と表面流去などによって、水が定常的に循環(→ 水循環)していることなどの研究をおこなう。
火山ガスなどをふくむ、マグマの地表への噴火を研究する。また、火山の構造、火山性の堆積物、火山活動にともなってできた地形をあつかう学問である。 火山噴火がおきる決定的な前兆についてははっきりとわかっていないが、いくつかの地球物理学的現象は、噴火を前もって知る手がかりになる。たとえば、地磁気の強さや方向がかわったり、微動の群発地震がおきたり、ときには熱流量が増加したり、また航空写真による地形の変化などから、火山噴火を前もって知ることができる。また噴気孔からのガスの噴出量の増加、マグマドームの膨張も火山噴火の前兆と考えられる。
静電気または地表をながれている交流の自然電流は、人工的な電流、電場あるいは磁場(→ 磁界)によって励起されている。地球内部の電気抵抗は、マグネト・テルリック法で調査される。誘導電流や地磁気の変化から、一般的にマントル内では、深度がますほど伝導度が高くなると考えられている。→ 地球の「地電流」
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