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地中にトンネルをほってくらす小型哺乳類(→ 食虫類)。とがった鼻、退化した眼、やわらかいビロードのような毛であつくおおわれた体、短い四肢、幅の広い足、前肢の頑丈な鉤爪(かぎづめ)が特徴である。またモグラ類はヨーロッパ、アジア、北アメリカに固有の動物である(→ 生物地理学)。 ミミズや昆虫の幼虫などを大量に食べる。強力な前肢の鉤爪をつかって土をほり、ほった土を後ろにおしだしながら、急速度でほりすすむことができる。地面の表層近くに、たくさんの部屋のある複雑なトンネル網をつくり、ほった跡が地表にうね状にもりあがる場合もある。
日本には、北海道をのぞく全土にすみ、固有種のヒミズや、おもに中部地方以北に分布する固有種のアズマモグラ、中部地方以南、屋久島にまで分布するコウベモグラなどがいる。→ アズマモグラとコウベモグラ
12属のモグラのうち5属はアメリカ合衆国に生息する。
合衆国東部でよくみかける典型的なモグラは、トウブモグラである。全長は、毛の生えていない2~4cmの尾をふくめて、12~21cm。とがった吻部(ふんぶ)の先端に鼻孔が開く。草地や疎開林など水はけのよい土地をこのみ、完全な地下生活者である。
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