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項目構成
長繊維は、そのほとんどがEガラスとよばれる無アルカリ・ガラスで、電気絶縁性と耐腐食性にすぐれ、高い引張強度(150~300kg/mm²)をもつ。耐腐食性、不燃性などの化学的特性があり、そろえて織物にし、生産量の80%以上が、熱硬化性または熱可塑性の合成樹脂とともに繊維強化プラスチック(FRP)として利用される。→ 複合材料 特殊紙やゴム(タイヤや自動車などのタイミングベルトなど)の補強材、絶縁材、プラスチック系砥石の補強材、プリント基板の補強としてもちいられ、また長繊維を織物にした布やテープは、防火カーテン、防火服、防火壁紙、防虫網、高温集塵用フィルターや濾紙(ろし)、電線の保護被膜などにもちいられる。また長繊維を利用したFRPは、軽くて高強度のため、自動車、航空機、船舶、各種パイプや容器、スキー、釣り竿にいたるまで、その用途はきわめて広い。最近では、繊維にメタルコーティングしたものが、電磁波遮蔽(しゃへい)用のシール材としてつかわれている。
1950年代に光ファイバー(オプティカル・ファイバー)が開発されたが、これは科学、医学、産業に広い用途がある。屈折率の高いグラスファイバーをたがいに平行にならべ、屈折率の低いガラスのうすい層で分離すると、屈折率の高いグラスファイバーは光学的にレンズの役割をはたす。そのようなグラスファイバーの束をくみこんだファイバー・スコープは、どんなにまがっていても映像をおくることができるので、接近できない場所の検査もできるようになった。日本では内視鏡(→ 内視鏡診断)という名称でよばれ、医学の診断用として発達してきた。胃などの消化管や関節、気管支など、検査する部位にあわせたものが多数開発され、画期的な成果をあげてきた。 医学用のほかには、生き埋めになった場合の救助につかうものや、原子力発電所の検査用、特殊なものでは古代遺跡などの調査でつかうものまである。そのほか拡大鏡や縮小鏡、陰極線管のフェースプレートのような光ファイバーの付属品も、検査の向上に役だっている。レーザーとむすびつけて、電気通信システムの発達にも重要である。
グラス・ブリックは、側面にかみ合わせをつけたり模様をつけたりした中空の建築用ブロックで、モルタルの中にくみこんだり、外壁や室内の間仕切りなどにつかわれる。
発泡ガラスは、浮きや断熱材としてつかわれ、粉末状にしたガラスに発泡剤を添加し、加熱する際に発生するガスを、ガラスの中に無数の小さな気泡として閉じこめる。深海潜水艇で、浮力を調整するために大量に発泡ガラスがつかわれる。
ダブル・グレージング・セルは、2枚の板ガラスを両端で密封して中間に空気の層をつくった製品である。窓ガラスとしてすぐれた断熱効果を発揮し、冬でも曇りがでない。
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