![]() |
Windows Live® の検索結果
Windows Live® の検索結果 ページ 3 / 3
項目構成
ヒトは、恐竜が絶滅する前から存在しはじめていた哺乳類の中のサル目(霊長目)に属する。初期の霊長類は樹上にすみ、習性はリスに似ていたらしい。多くの霊長類にそなわった特質(短い顔、両眼視のできる目、物をつかむことのできる手、大きな脳、そしておそらく、敏捷さと好奇心)も、樹上生活に適応して獲得したものだろう。木の上から地上におり、最後にはもっとひらけた平野にでてくらすようになったことは、直立した姿勢や、新しく獲得した食性を示唆する犬歯の退化など、猿人にみられる多くのユニークな特徴の発達と関連している。 約200万年前にヒトが出現し、協力して狩りや採集をおこなうようになり、やがてそれに付随して高い知能と社会組織をもつようになった。
化石の記録が暗示する生命の歴史には、変化にとんださまざまな傾向とパターンがある。種の系統はあるときはゆっくりと、あるときは急激に進化し、変化にいたるひとつの小道を、ときにはただ次の変化の小道へまがるだけのためにたどることもある。あるときは急激に多様化し、広範囲な絶滅で減少する。 こうしたパターンのいくつかを解明する手がかりは、環境の変化の程度や性質にある。種は、あるさだめられた時期に存在する環境条件に適応し、環境の変化で新しい条件がもたらされると、新たに適応するように進化をするか、絶滅してしまう。環境が急激に、または広範囲に変化すると大絶滅がおき、そののちには新しい種の大発展がおこる。大量絶滅が何度おきたかは、今のところよくわかっていない。もっともよく知られているのは、約6500万年前におきた恐竜の大量絶滅であるが、そうした出来事は、それよりはるか以前の、生命がはじめて出現した先カンブリア時代の化石記録にあらわれている。実際、恐竜時代の終わりにおきた規模に匹敵する大量絶滅が、6億年の間に5回おきたことがわかっている。一部の研究者は、小規模の大量絶滅には一定の周期性があらわれており、とくに過去2億5000万年の間に2600万年周期の絶滅が8回あったと主張している。 地質学者たちが、こういった大量絶滅は、地球の表面に大きな彗星か小惑星が衝突するなど周期的な大災害に関係がある、との説を発表して論争がおきた。古生物学者や進化学者の多くはこのような仮説を、証拠がないと否定している。彼らは、大量絶滅の周期も、進化の過程、あるいは気候の変動周期や火山活動のような地球内の出来事で説明できるのではないかと考えている。しかしながら、どの仮説がただしいとしても、大量絶滅の周期的な波があることはたしかなようである。 短期間で変化しやすい環境に適応している種は、大規模な環境変化にも生きのこることができるひろい範囲の耐性をそなえている。くわえて人類は、道具や装置をつくり、環境を大がかりに支配する手段を発明し、ひろめることによって、独自の適応をとげている。とはいえ、そのことにより、人間は環境に重大な変化をもたらしつつある。その影響は複雑で予測できないが、将来的には進化のパターンも、おそらく人類の影響を反映するものとなっていくだろう。
© 1993-2008 Microsoft Corporation. All Rights Reserved. |
© 2008 Microsoft
![]() ![]() |