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  • ブドウ球菌 - Wikipedia

    ブドウ球菌 (ブドウきゅうきん)とは、ブドウ球菌属(Staphylococcus 属)に属する グラム陽性 球菌 である 真正細菌 の総称。 一つ一つの球菌が不規則に配列した集合体(クラスター)を作りながら増殖し、 光学顕微鏡 下で観察すると「 ブドウ の房」のように ...

  • 知ろう!防ごう!食中毒・ブドウ球菌食中毒:食品衛生情報 ...

    ブドウ球菌食中毒に関する情報を掲載しています。 ... ブドウ球菌は自然界に広く分布しており、健康な人の皮膚やのどなどにもいます。しかし、この細菌が食中毒をおこすのは、汚染された食品の中で毒素をつくるときだけです。

  • メルクマニュアル家庭版, ブドウ球菌感染症 190 章 細菌による ...

    ブドウ球菌は、健康な成人の20〜30%の体内に普通にすみついている菌です。鼻や皮膚に多く、口内、乳腺、尿管、腸管、上気道にいることもあります。普段は害を及ぼすことはほとんどありませんが、皮膚にやけどや傷があると、そこから体の防御機構を ...

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ブドウ球菌

ブドウ球菌 ぶどうきゅうきん Staphylococcus
百科事典項目
項目構成
I

プロローグ

球形をした寄生性の細菌で、通性嫌気性のグラム陽性菌。ふつう空気中、水中、皮膚やヒトの咽頭上部にいる。

かつてはペニシリン抗生物質としてブドウ球菌に有効だったが、耐性のある菌株(耐性菌)がふえてきた。このような耐性ブドウ球菌感染症には、半合成ペニシリン、セファロスポリン、バンコマイシンのような抗生物質が投与されている。

ブドウ球菌でもっともよくみられるのは、黄色ブドウ球菌と表皮ブドウ球菌である。黄色ブドウ球菌は病原性が強く、皮膚の感染症(皮膚炎)や食中毒をおこす。表皮ブドウ球菌は病原性が弱いため、ふつうは感染をおこさないが、菌にとって条件がととのえば、やはり重大な感染症をひきおこすこともある。

II

黄色ブドウ球菌

健康な人の皮膚や鼻の穴に常在している。毛包に感染して炎症をおこすと、よう、せつといった化膿性のおできをつくる。そのほか、とびひ(膿痂疹)、指先や爪(つめ)の感染でおこる疽(ひょうそ)、骨髄炎、気管支肺炎(気管支炎)、急性心内膜炎、表皮剥膜(はくまく)性皮膚炎などの原因となる。表皮剥膜性皮膚炎は新生児が黄色ブドウ球菌の毒素に感染したために皮膚がはがれる病気である。院内感染で傷口ややけどから黄色ブドウ球菌が体内にはいったり、腎炎や傷口感染がひどくなったりすると、敗血症になることもある。

そのほかに、黄色ブドウ球菌は食中毒の原因にもなる。手から手へとうつって食品を汚染する。熱に強いため、食品を加熱しても予防はできない。食品の管理に注意し、調理器具、手指などを清潔にたもつことが感染予防につながる。食品衛生

1980年代初めに、抗生物質に耐性をもつ菌がふえてきた。院内感染でMRSA感染症が流行し、おそれられた。MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)はほとんどの抗生物質がきかない。のちにバンコマイシンが開発され、やっと流行はおさまった。抵抗力の弱っている病人は、これに感染するといろいろな臓器の働きがわるくなって死にいたることもある。

III

表皮ブドウ球菌

皮膚の表面、鼻の穴、口、外耳、尿道に常在して、ふつうは感染をおこさず、宿主と無害な共生関係(共生)をいとなむ。ただ、宿主の免疫力(免疫系)が弱くなると、宿主より強くなって、炎症をおこす。たとえば心臓手術後で弱った体では心内膜炎の危険があり、尿路にいる菌は膀胱炎の原因となる。

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