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  • 早大文学部ドイツ語ドイツ文学コース

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  • ドイツ文学 - Wikipedia

    ドイツ文学 (-ぶんがく)とは、 ドイツ語 による 文学 のこと。またその作品や作家を対象とする学問領域も指す。ドイツ国内で書かれた文学のみではなく、 オーストリア 文学や スイス 文学など ドイツ 以外のドイツ語圏の文学も含む。

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ドイツ文学

ドイツ文学 ドイツぶんがく
百科事典項目
項目構成
I

プロローグ

8世紀以降のドイツ語で書かれた文学で、ドイツのほか、オーストリア(オーストリア文学)、スイスの作家たちの作品をふくむ。ドイツ語は、北方の低地ドイツ語と南方の高地ドイツ語に大別され、高地ドイツ語が標準語を形成する基盤となった(ドイツ語)。その発展段階と、ドイツの国家としての成長と統一の過程に対応して、ドイツ文学はいくつかの時代にわけることができる。

II

古高ドイツ語の時代

9~12世紀。ドイツ語で書かれた最古の文学作品は、紀元800年にさかのぼる叙事詩「ヒルデブラントの歌」で、断片のかたちでのこされている。この作品は、低地ドイツ語と高地ドイツ語のまじった頭韻体の韻文で書かれ、伝説上の英雄ヒルデブラントと息子との対決と戦いの発端をえがいている。

そのほかに、東ゴート族(ゴート族)の王テオドリックフン族の王アッティラ、ジークフリートなどをあつかった伝説がある。ジークフリートは、後9年にトイトブルクの森でローマ人をやぶったドイツ人の族長、アルミニウスのことであるといわれている。

こうした異教的伝統は、ローマ・カトリック教会によって否認され、教会の勢力は4~12世紀のドイツ文学を支配する。381年にゴート族の司教ウルフィラは聖書を自国語に翻訳し、ある無名の司祭は「ムスピリ」(900)を書いている。後者はバイエルン方言による頭韻体の詩で、最後の審判の劫火(ごうか)による世界の破滅をえがいている。

もうひとつの重要な作品に、低地ドイツ語方言で書かれた叙事詩「ヘーリアント」(9世紀)がある。そこでは、キリストが封建的家臣団を弟子としてしたがえるドイツの王子としてえがかれている。

フランク族の支配者カール・マルテルとその後継者たちは、多くの修道院をたてた。有名なものに現在スイスにあるザンクトガレン修道院(ザンクトガレン)とドイツのフルダの修道院があるが、これらの修道院では修道士たちが、古典文献や同時代の歴史書を保存していた。

しかしこの時期には、おもな文学作品はラテン語で書かれ、ドイツ語は主としてこの古語からの翻訳につかわれていただけであった。ラテン語で書かれた叙事詩の一例として、ザンクトガレンのエッケハルト1世による「ワルターの歌」(930頃)があげられる。これは、英雄ワルターとその許婚(いいなずけ)がアッティラ大王の宮廷から逃走する物語である。

このような王宮のために書かれた叙事詩にくわえて、9~10世紀に民衆による口承文芸が発達した。その中心は物語やバラッドで、14世紀ごろになるまで文字に書きとめられることはなかった。

III

中高ドイツ語の時代

12~14世紀。散文や戯曲は、この時代を通じておもに説教による宗教的作品のかたちでみられるが、詩は世俗的な表現様式として発達し、叙事詩抒情詩風刺などの形式が生まれて、騎士道精神や宮廷風恋愛をうたいあげた。吟遊詩人たちは、ときには十字軍の帰還戦士の見聞にもとづく冒険談によって聞き手をたのしませた。この時代の叙事詩でもっとも成功したものに、「ローター王」(1150頃)がある。

ほかの重要な様式には宮廷叙事詩がある。これは、ハルトマン・フォン・アウエ、ゴットフリート・フォン・シュトラスブルクウォルフラム・フォン・エッシェンバハ、ハインリヒ・フォン・フェルデケらの作品で、最高の形式に達した。クレティアン・ド・トロワなどのフランス人の作品がドイツの叙事詩のモデルになったとはいえ、ドイツ人の書き手はみずからの理想を表現し、その形式と文体をみいだし、しばしば物語に深みをあたえた。

宮廷叙事詩の変種のひとつに動物が主人公を演じる叙事詩がある。ハインリヒ・デア・グリーヘセーレによる「ライネケ狐」(1180頃)がもっともよい例である。また、最大のドイツ叙事詩として、13世紀初頭に無名の作家によって書かれた「ニーベルンゲンの歌」がある。

中高ドイツ語時代の抒情詩は「ミンネザング」という宮廷抒情詩の形式で発達し、ミンネジンガーとよばれる抒情詩人たちによって作曲された。この種の詩の巨匠に、ワルター・フォン・デア・フォーゲルワイデがいる。恋愛歌、宗教抒情詩、風刺詩などをふくむ作品は、個人的・政治的理想を表現し、ローマ教皇の権力から独立することを主張している。

13世紀後半になると叙事詩の性格が中間階級のものとして変化しはじめ、農民もそこに入ってくる。かつて嘲笑(ちょうしょう)の的だった農民は、文学においてしだいに重要さをますようになり、13世紀の農民の生活をえがいた「マイヤー・ヘルムブレヒト」のような作品では、めざましい役割をはたしている。

IV

新高ドイツ語の時代

14世紀~現代。14世紀ごろからドイツ各地の官庁では、言語の均一化がはかられるようになっていった。やがてルターによる聖書の翻訳語が宗教改革をとおして各地に広まり、徐々に現代へとつづく共通語が形成されていく。

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