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中央アメリカ北部にある共和国。正式国名はグアテマラ共和国。メキシコ、ホンジュラス、エルサルバドル、ベリーズと国境を接し、東はカリブ海、南は太平洋に面する。古代マヤ文明がさかえた地で、ラテンアメリカの中でもマヤ族をはじめとした先住民の比率がもっとも高い。面積は10万8889km²。人口は1300万2206人(2008年推計)。首都はグアテマラ最大の都市、グアテマラシティ。
国土のおよそ3分の2が山地で、火山が多い。東西にはしるシエラマドレ山脈が分水嶺(ぶんすいれい)となり、国土を二分する。比較的狭い太平洋側斜面の中央部は水にめぐまれ、肥沃(ひよく)な土地が広がり、人口の集中する地域となっている。一方、北斜面は、牧草地から熱帯雨林まで自然景観が多様性にとみ、人口密度は希薄である。 グアテマラの火山は大部分が死火山であるが、メキシコ国境のタカナ山では過去に大規模な噴火が記録されている。最高峰はタフムルコ山(4220m)である。南部の火山帯では地震が頻発し、これまでに多くの町が壊滅的な被害をうけている。 代表的な河川に、モタグア川、メキシコとの国境の一部をなすウスマシンタ川、チホイ川、ベリーズとの国境をながれるサルストゥン川などがある。
国土全域がおおむね熱帯気候に属するが、標高による気温の差が大きい。人口が集中する標高900~2400mでは、日中は暑いが夜間は寒く、年平均気温は約20°Cである。低地も熱帯性の特徴をしめし、年平均気温は約28°Cである。雨季は5~10月で、乾季は11~4月。北部の年降水量は約1500~2500mm。南部高地にある首都グアテマラシティの年降水量は1320mmである。
基本的に農業国であるグアテマラにとって、肥沃な土壌がなにより貴重な天然資源である。鉄、石油、ニッケル、金、アンチモン、石灰、鉛、亜鉛などの鉱物資源も産出する。広大な森林がもたらす木材やそのほかの林産物は、国内消費用だけでなく輸出もされている。
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