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Windows Live® の検索結果 はじめて工業的に生産された合成繊維。1935年にウォーレス・カロザースが発明し、39年にアメリカのデュポン社が製品を発売した。ナイロンの発明によって、日本製の絹の靴下の輸出は大打撃をうけ、やがて市場から事実上姿をけすことになった。デュポン社が開発したナイロンは炭素数6のアジピン酸HOOC(CH2)4COOHと炭素数6のヘキサメチレンジアミンNH2(CH2)6NH2から合成されたため(→ ポリマー)、ナイロン6·6(ろくろく)といわれる。 ナイロンはほかにも、炭素数6のカプロラクタムC6H11NOから合成されるナイロン6、ヘキサメチレンジアミンと炭素数10のセバシン酸HOOC(CH2)8COOHから合成されるナイロン6·10(ろくとお)などがある。それぞれの性質は、融点や堅さなどに多少の違いがみられる。欧米ではナイロン6·6が多く生産されるが、日本ではナイロン6がほとんどである。 ナイロン繊維の原形は硬い象牙(ぞうげ)様の小片で、これを融解し、ノズルの穴からおしだす。これに送風して凝結、さらにひきのばして製品とする。繊維の直径は、とかした原料(融液)をノズルからおしだす速度と、糸状に加工したあとひきのばす度合いをかえることによって調節できる。ナイロンは天然繊維にない特徴がある。たとえば絹のような光沢があるが、綿のような見かけに製造することもできる。強度があり、引っ張り強さは羊毛、絹、レーヨン、綿よりも高い。融液、繊維、おりあがった生地のどの段階でも染色できるが、ナイロンは水をはじくので、水溶性の染料にはそまらない。そのため難溶性の染料を水中に分散させておこなう分散染色法がとられる。→ 染色 ナイロンは靴下を筆頭に、寝間着、肌着、ブラウス、シャツ、レインコートなど、さまざまな繊維製品の材料となる。耐水性があり、洗濯後の乾きがはやく、アイロンかけもそれほど必要としないので便利である。そのほかナイロン繊維はパラシュート、網戸、手術用の縫合糸、テニスラケットのネット、ブラシの毛、ロープ、漁網、釣り糸などはばひろく利用されている。また成型加工されて絶縁材、くし、深皿類やエンジニアリングプラスチック、つまりベアリングのようないわゆる機械部品などに使用されている。
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