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項目構成
微量元素は体の中にごく少量しかないが、健康をたもつためには絶対に必要な無機質である。どのような働きをしているか、くわしくはわかっていない。 銅は大切な微量元素で、多くの酵素の成分となっている。血液や脳や肝臓にふくまれ、また、不足するとヘモグロビンをつくるときに鉄を利用できない。亜鉛も酵素の重要な成分となっていて、欠乏すると成長がさまたげられ、ひどいときには小人症になる。フッ素はとくに歯と骨にたくわえられ、動物では成長に必要な元素となっている。また、フッ化物は骨からカルシウムが過剰にとけだすのを予防する。その他の微量元素にはクロム、モリブデン、セレンなどがある。
酵素系にはたらいてタンパク質、脂肪、炭水化物の代謝をたすける。血液細胞やホルモンや神経系の化学物質や遺伝物質をつくるのに関係するビタミンもある。脂溶性ビタミンと水溶性ビタミンに分類され、脂溶性ビタミンにはビタミンA、D、E、Kが、水溶性ビタミンにはビタミンCおよびB複合体がある。 ビタミンAは上皮細胞の健康をたもち、正常に成長するために必要で、欠乏すると皮膚疾患、暗やみに目がなれない夜盲症、眼球乾燥症をおこす。眼球乾燥症は目が乾燥して結膜や角膜が厚くなる病気で、とくに子供では治療をしないと失明することもある。 ビタミンDはカルシウムとリンの吸収と代謝を調節するホルモンのような働きをする。欠乏すると子供ではくる病になり、大人では骨粗鬆症になる。 ビタミンEは多くの脊椎動物で欠かすことのできない栄養素であるが、ヒトでの役割ははっきりしていない。 ビタミンKは血がかたまるために必要なビタミンで、腸内の細菌によってつくられ、食物からも摂取される。 ビタミンCは結合組織をつくり、壊血病を予防する。 重要なビタミンB複合体はチアミン(B1)、リボフラビン(B2)、ニコチン酸(ナイアシン、B3)、ピリドキシン(B6)、パントテン酸、レシチン、コリン、イノシトール、パラアミノ安息香酸(PABA)、葉酸、シアノコバラミン(B12)などで、皮膚炎、下痢、中枢神経症状などをおこすペラグラや、脚気(かっけ)を予防する。
ヒトでは、炭水化物はいちばん大きなエネルギー源で、デンプンと糖の2種類がある。余分な炭水化物はグリコーゲンかトリグリセリドに変換されて貯蔵され、炭水化物をあまり食べないときに利用される。
脂肪はエネルギーをたくわえるのに適しているが、先進国ではたくわえられすぎて肥満が深刻な問題となっている。動物性脂肪にたくさんふくまれている飽和脂肪酸はコレステロール値を高くし、植物性油や魚油にふくまれる不飽和脂肪酸はコレステロール値をさげるようにはたらく。
食品は穀類、豆類、イモ類、野菜と果物、肉と魚と卵、牛乳と乳製品、油脂、糖類などの食品群にわけられる。
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