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項目構成
酸化チタンは、紫外線があたると自由電子を放出し、有機物を分解する光触媒機能をもっている。酸化チタンの微細な粒子を繊維表面に分散し定着させた紙は、タバコのヤニなどの汚れを分解するところから、内装材に利用されている。
ガラス繊維やセラミックス繊維(→ セラミック)、カーボン繊維、金属繊維などの無機繊維を応用した紙が開発され、高温や腐食性ガスの中でも耐久性のある、無機繊維紙がつくられている。ガラス繊維紙は、架橋型アクリル樹脂やエポキシ樹脂をバインダーとしてガラス繊維を結合させたもので、強度と電気絶縁性にすぐれ、加工が容易であるところから、プリント基板に利用するほか、床材や屋根材としてつかわれている。また、セラミックス繊維紙を段ボールのように加工したものは、触媒の坦体、熱交換機、除湿器、脱臭機などに利用される。→ 複合材料
コンピューターなどの情報機器でつかう紙を記録紙といい、広い意味では、普通紙コピーの用紙や各種のレコーダーにつかう連続用紙もふくまれる。これらの紙は、機械で文字や画像を定着させるもので、寸法精度や特殊な性質が要求される。
コンピューターのプリンター出力やファクシミリの受信用につかわれる感熱紙は、表面に熱に反応して発色する材料を塗布し、印字装置にあるサーマルヘッドで、画像や文字を印刷する。サーマルヘッドは、微小な発熱体が集合した素子で、信号に対応して必要な部分が発熱する。 感熱転写紙というのは、クレヨンのように色のついたワックスを塗布した紙で、サーマルヘッドで裏から熱をくわえて、紙に印字したり、あらかじめ印刷してある画像などをアイロンで転写する。
感圧紙は別名ノーカーボンペーパーともいい、紙の裏に、マイクロカプセルという直径1~30µm程度の樹脂に発色剤をいれた粒子を塗布してある。ボールペンなどで文字を書くと、圧力でカプセルがやぶれ、下の紙に発色剤がつく。下にある紙の表面には、活性白土などの顕色剤という物質がぬってあり、発色剤にふれて色がでる。数枚重ねたものを、ドットマトリックス・プリンターで印字すると、一度で複写がつくれる。 インクジェット方式のプリンターは、水溶性のインクで印刷する。この装置につかう紙は、インクの吸収がはやく、耐水性があり、ドットを構成するインクの粒が、真円になることが要求される。インクが真円でないと、文字や画像の輪郭がくずれる。
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