![]() |
Windows Live® の検索結果
Windows Live® の検索結果 項目構成
アジアとエチオピアが原産で、古い栽培植物のひとつであるイネ科の越年草。オオムギの栽培については聖書にも記載されており、古代エジプト、ギリシャ、ローマ、中国でも栽培されていた。日本へは2~3世紀ごろ、コムギより少しおくれて中国からつたわった。現在、世界の総生産量では、コムギ、イネ、トウモロコシについで4番目に多い穀類である。アメリカやカナダのほか、ヨーロッパの大半の地域では、春に種子をまく。地中海沿岸と、カリフォルニア州やアリゾナ州の一部地域では、秋に種子をまく。日本では北海道の一部をのぞいて、すべて秋まきである。アメリカ南部では越年草としても栽培される。乾燥や寒さに強いオオムギは、農耕地としての限界に近い場所でも栽培できる。海岸地域でもうまく栽培できるよう、塩耐性の系統が開発されつつある。 オオムギはコムギとほぼ同じ温度で発芽する。オオムギの栽培品種は、穂の2列だけが結実する二条オオムギ、6列すべて結実する六条オオムギ、それと不斉条オオムギの3つの型のいずれかである。日本やアメリカで栽培されている品種は一般に六条種であり、ヨーロッパでは二条種が優勢である。不斉条種はエチオピアでみられる。上質の麦芽(モルト)用品種には、六条種のものと二条種のものとがある。両種とも、実と皮がはがれやすい裸ムギと、皮が実にくっついている皮ムギとがある。
オオムギの穀粒、麦わらなどの副産物は家畜の飼料として利用される。発芽させた麦芽はビールや水あめの製造や料理につかわれる。ほかの穀類と同じように、糖質(67%)とタンパク質(12.8%)がふくまれている。 日本でのオオムギの利用は、押し麦にして米にまぜて麦ご飯にするほか、味噌、醤油、ビール、ウィスキーなどの原料になる。麦茶や麦こがし(はったい)もオオムギをつかう。また、オオムギの茎(麦わら)は乾燥させるとうつくしい黄金色の光沢をだすことから、かつては麦わら帽、かご、敷物などにあみあげたり、そのままストローにつかったりしたが、現在ではほとんどみかけなくなった。 第2次世界大戦以前の日本は、オオムギの輸入がほとんどなく、国内生産でまかなっていた。戦後、1960年代後半から輸入量がふえはじめ、現在では消費量の大部分をアメリカ、カナダ、オーストラリアなどからの輸入にたよっている。 分類:イネ科オオムギ属。二条オオムギはHordeum distichon。六条オオムギはH. vulgare。不斉条オオムギはH. irregulare。
© 1993-2008 Microsoft Corporation. All Rights Reserved. |
© 2008 Microsoft
![]() ![]() |