Windows Live® の検索結果
Windows Live® の検索結果 19世紀末の20年間に印象派(→ 印象主義)につづいてフランスを中心に活躍した画家たちの総称。印象派から出発しながらも、そこからはなれて個性的な画風を確立した。フランスのセザンヌ、ゴーギャン、ロートレック、スーラ、オランダのゴッホらがふくまれる。後期印象派という言葉は、1910年ロンドンでひらかれた「マネと後期印象派展」ではじめてつかわれた。後期印象派の画家たちは、印象主義が重んじた自然主義的な正確さや光の描写には反発する姿勢をしめし、色彩と形態を自由に表現した。 セザンヌは、自然を模倣することよりも主題の構造的な特質をえがくことを追求した。「松と岩」(1895~98)などの静物や風景では、立体の量感を強調する方法をとった。幾何学的な形態と自然に固有な多彩な光を強調して、キュビスムを予告した。ゴーギャンは、「緑のキリスト」(1889)などで、原始芸術の大胆な絵画性をとりいれて、平面的で装飾的なスタイルをつくりあげた。その作品は、フォービスムを主導したマティスに影響をあたえた。 ゴッホは、鮮烈でときには毒々しいと思えるほどの色彩と力強い筆触で、内的世界と情念を激情的に表出した。その主観的な表現スタイルは「星月夜」(1889)に代表され、表現主義の前触れとなった。スーラは、科学的な色彩理論を厳密に適用して、キャンバス全体を純色の点描(→ 点描主義)でみたした。はなれて見ると、純色の点はまざりあって色彩と影をなし、静かな詩情あふれる作品となった。代表作に「グランド・ジャット島の日曜日の午後」(1884~86)がある。ロートレックは、浮世絵の線描構成に強く影響された。「ムーラン・ルージュにて」(1892)などのパリの夜の歓楽街や乗馬姿をこのんでえがいた。色刷り石版画もよく知られている。
© 1993-2008 Microsoft Corporation. All Rights Reserved. |
© 2008 Microsoft
![]() ![]() |