Windows Live® の検索結果
Windows Live® の検索結果 項目構成
青白色の金属元素。古代から利用されてきた金属で、古代エジプト人の墓から鉛の貨幣が発見されている。また、ローマ時代には、鉛製の水道管がつくられ、つなぎ目の接合には鉛とスズの合金であるはんだがつかわれた。元素記号のPbは、鉛をあらわすラテン語plumbumに由来する。
やわらかく、まげたりのばしたりするのがたやすく、加工しやすい。また融点が低いので、とかして鋳型にながしこむことが容易である。熱伝導率、電気伝導率は小さく、銀の8%程度である。鉛の塊を切断すると、切断面は明るい銀白色の光沢をみせるが、すぐに表面が酸化されて光沢がくすんで鉛特有の青白色になるが、内部は保護される。 自然界には、質量数204、206、207、208の4種の安定同位体が存在する。そのうち、鉛206、鉛207、鉛208はそれぞれウラン系列、アクチニウム系列、トリウム系列における原子核崩壊の最終生成物質である。鉛204も安定な同位体であるが、これは原子核崩壊によって生成する物質ではない。→ 放射能
鉱物として世界じゅうに分布する。もっとも多く存在する鉱石は硫化鉛PbSを成分とする方鉛鉱であり、白鉛鉱PbCO3、硫酸鉛鉱PbSO4も重要な鉱石である。方鉛鉱から鉛をとりだす場合に通常もちいられる方法では、まず鉱石を加熱によって酸化し、硫黄を二酸化硫黄にかえてとりのぞく。あとには酸化鉛がのこるが、これを還元剤のコークスとともに溶鉱炉で熱して金属の鉛をえる。→ 冶金 鉛の主要な産出国は、オーストラリア、アメリカ合衆国、カナダ、ペルー、メキシコなどである。
自動車のバッテリーとして身近な、蓄電池にもっとも多くつかわれる。ケーブルの被覆材として大量に利用されるほか、鉛管、鉛板、タンクの内側の被覆材にももちいられる。鉛は密度が大きく、放射線を透過させないので、X線撮影装置の遮蔽(しゃへい)材としての需要が高い。スズとの合金は、はんだ、活字合金、軸受合金など、ひろくつかわれる。鉛化合物の利用も多く、ペンキや顔料などで大量に消費されている。 酸化鉛をふくむガラスは鉛ガラスとよばれ、電気絶縁材として、光学ガラス用に、また工芸用ガラスとしてつかわれる。
|
© 2009 Microsoft
![]() ![]() |