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  • アンデス山脈 - Wikipedia

    アンデス山脈 (アンデスさんみゃく)は、主に 南アメリカ大陸 の西側に沿って、北緯10度から南緯50度まで南北7500km、幅750kmにわたる世界最大の 褶曲 山脈。山脈は ベネズエラ 、 コロンビア 、 エクアドル 、 ペルー 、 ボリビア 、 アルゼンチン 、 チリ の7 ...

  • アンデス山脈 @ 衛星写真集

    アンデス山脈 ... 山脈は、急峻さを保ったまま太平洋に落ち込んでいる。

  • アンデス山脈

    左下(南西)は太平洋(雲に覆われている)、右上(北東)はアマゾン。 ... アンデス山脈 ┃┃ ┃┣

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アンデス山脈

アンデス山脈 アンデスさんみゃく Cordillera de los Andes
百科事典項目
項目構成
I

プロローグ

南アメリカの太平洋岸沿いに南北につらなる世界最長の山脈。北はベネズエラのカリブ海岸から、南はフエゴ島までおよぶ。長さは約7240km、東西幅は平均240km。平均標高は3660mで、アコンカグア(6960m)を最高峰に6000m級の高峰が多数ある。構造的には、太平洋岸から内陸部にむかって海岸山脈、主脈、前山脈の3つの山列が並走しており、主脈はさらにオリエンタルとオクシデンタルの東西2つの山系となっている。海岸山脈はとくにチリ南部で発達しているが、海からすぐに急峻(きゅうしゅん)な断崖になっているところが多い。

II

地形

のちにアンデス山脈となる中生代の地向斜堆積(たいせき)物の隆起・沈降が開始されたのは、太平洋プレートが南アメリカプレートの下にもぐりこみはじめた白亜紀のことである(プレートテクトニクス)。このプレートの衝突で生みだされた力が引き金となって火山の噴火や地震がおこり、過去2000万年の間に褶曲によってアンデス山脈が形成された。

アンデス山脈には多くの火山があり、地震も多い。火山としては、エクアドルのトゥングラワ山(5033m)、コトパクシ山(5897m)、チンボラソ山(6310m)、コロンビアのネバド・デル・トリマ(5215m)、アルゼンチンとチリの国境に位置するユーヤイヤコ山(6723m)が知られる。そのほか、ボリビアのアンコウマ(6550m)、ペルーのワスカラン(6768m)、アルゼンチンのアコンカグアなどがある。アンデス山脈には、主脈にはさまれてキト高原(約3000m)やアルティプラノ高原(約4000m)などが広がる中央アンデスのティティカカ湖周辺には、インカ帝国の首都クスコをはじめ、古代文明の遺跡が多い。

アンデス山脈の西側斜面は少雨のため、西流して太平洋にそそぐ川は短く、流量も少ない。東側斜面では貿易風が山脈にさえぎられて雨をふらせるため、東にながれる川は長く、水量も豊かである。アンデス山脈からはアマゾン川オリノコ川、サラド川などの大河が発している。

III

気候と資源

気候は北から熱帯・亜熱帯・温帯域に属するが、気温の垂直較差がいちじるしく、5000m以上では熱帯でも氷河がみられる。雪線は、南部のパタゴニアでは標高1220m付近、赤道の近くでは4600~5500mになる。

高木限界は、赤道では標高3500m、アルゼンチンのフエゴ島では標高900m付近である。標高3000m以上で農業や牧畜がおこなわれ、作物はジャガイモやオート麦が主である。アンデス山脈の鉱物資源はいまだ開発の途上にあるが、金、銀、銅、プラチナ、水銀、鉛、鉄、石油、硫黄などが豊富に埋蔵されており、ペルー、ボリビア、チリなどでは鉱業が重要な産業になっている。

IV

峠と鉄道

アルゼンチンのパタゴニア地方北部の峠はすべて標高が高く、狭くて傾斜も急なので危険である。ペルーのアレキパとプーノの間の峠は標高4468m。ペルーのリマからタルマおよびセロデパスコにいたる途中の峠は4804m、アルゼンチンのメンドーサとチリのサンティアゴの間のウスパヤタ峠は3900mとなる。

これらの峠をこえる鉄道が数多く建設された。たとえば、ペルーにある2つの鉄道、リマとラ・オロヤをむすぶ中央鉄道、モエンドとプーノをむすぶ鉄道がある。中央鉄道はアンデス山脈を標高4816mの地点で横断し、標準軌の鉄道として世界一の高所をはしる。そのほか、アルゼンチンとチリをむすぶトランス・アンデス鉄道も重要である。

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