Windows Live® の検索結果
Windows Live® の検索結果 ページ 4 / 6
項目構成
木材は熱伝導率が非常に小さく、しかも比熱が大きいので断熱的にきわめてすぐれた材料といえる。さらに木材は外気の湿度に対応して、吸湿したり放湿する性質があり、熱をつたえにくい性質と相まって、結露しにくい特性をもつ。電気に対しては乾燥状態で高い絶縁性をしめすが、しめった状態ではよく電気をつたえる。なお、この性質を利用して、木材の含水率をはかる、木材水分計が普及している。
木材を建築・家具などにつかうとき、もっとも一般的なのは、丸太を鋸びきした製材品の形である。国内での製材丸太のうち、針葉樹材が90%以上をしめる。製材品の種類として形状により板類、ひき割類、ひき角類(辺長7.5cm以上)の区分がある。住宅につかわれる柱、土台などは正角、たる木、根太などは正割、敷居と鴨居などは平割で、丸太の径級、品質に対応し、材種をくみあわせて、高い歩どまりで木取りする。 さらに、これら製材品は、節の大きさや欠点の程度で、特等、1等、2等および無節、上小節、小節などに区分し、構造的、化粧的に有効につかいわけられる。また、針葉樹構造用製材のJAS(日本農林規格)では、建築構造部材としての利用を明確にし、甲種構造材(曲げ)Ⅰ、Ⅱ、乙種構造材(圧縮)にわけ、等級をそれぞれ1~3級に区分している。
製材品の場合、原木の形質によって採取できる寸法、形状に制約があり、用途面からの要望にこたえて、さまざまな形状の木材(エレメント)を接着・再構成した材料が製造されてきている。
集成材は、厚さ2~3cmのひき材(ラミナ)を大きな節、腐れなどを切除し、縦つぎ、幅矧ぎ(はばはぎ)あるいはさらに積層した材料で、長く、大きい断面の材が自由につくれる。欠点が少なく分散するので強度的に安定している、乾燥材であるためその後の割れ、狂いがない、など多くの長所をもっており、建築の構造、造作にひろく利用されてきている。とくに最近では、大断面集成材を利用した、大型木造施設が多く建設され、話題になっている。
合板は、丸太を丸剥(む)きした単板(ベニヤ)を、繊維方向が互いに直交するように、奇数枚積層接着した材料である。ひろい面材が得られ、収縮・膨張が少なく、必要により厚く丈夫なものもつくれることから、建築の壁面、床はじめ家具材としても多用されている。 これまで原木のほとんどが、ラワン・メランチ類が主体の南洋材であったので、針葉樹材への転換が大きな課題になっている。同じ単板を繊維と平行方向に積層接着したのが「単板積層材・LVL」である。短い単板からでも長い材料がつくれ、しかも集成材と同様、木材の長手方向に強い特性をもっており、最近注目されている材料である。
|
© 2009 Microsoft
![]() ![]() |