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インドネシア南部の島。マレー諸島に属し、北はジャワ海、東はバリ海峡、南はインド洋、西はスンダ海峡に面している。東西約1050km、幅は、南緯5~10度の約204kmで、島の中ほどで最大となる。ジャカルタはジャワ島最大の都市で、インドネシアの首都。ほかの主要都市には、ジョクジャカルタ、バンドン、スマラン、スラバヤ、マラン、スラカルタ、チルボン、プカロンガン、スカブミがある。面積は13万4045km²、人口は1億1471万6000人(1995年推計、隣接するマドゥラ島の人口をふくむ)。
東西にはしる火山帯には約110の火口があり、そのうち約35が活動中である。島の東部に位置するスメル山(3676m)は最高峰の火山で、もっとも活発に活動している。西ジャワの標高はやや低めで、標高1700mをこえる山はまれである。ほかに活発な活動をつづける火山にはブロモ山、カワイジェン山、タンクバンプラフ山がある。ジャワ島は、たびたび大きな噴火の舞台になってきた。とくに、1686年のリンギット山噴火では約1万人の生命がうしなわれ、1772年のパパンダヤン山噴火では約3000人が死亡した。沿岸の平野は最大で64kmの幅があり、中部の山脈に接している。島の南側は石灰岩山脈がつづき、切りたった絶壁の海岸を形成している。河川は概して細く浅く、流れがはやい。ソロ川は全長約540kmで、最長である。北海岸には天然の良港がある。
海岸部と平野部では、日中の気温が37°Cに達することがあり、湿度はしばしば80%をこえる。11~4月の雨季には、海風と雷雨により温度がさがる。標高600m以上の場所では、温和な気候が支配的になるが、最高部では気温が-2°Cになることもある。年降水量は約2030mmだが、最多のボゴールでは4215mm、最少のアスムバグスでは890mmと地域差がある。
ジャワ島の植生は、とくに中央山脈の裾野(すその)と海岸沿いの平野で豊かである。ほぼ500m以下のこれらの地域には、さまざまな種類の草花のほか、ヤシ、タケ、アカシア、ゴム、チークなど多くの樹木が繁茂している。チークの森は島のもっとも価値ある資源のひとつで、広範囲にわたってみられる。中央の山地の斜面には、モクレン、ラサマラ、オーク、ニレ、ゲッケイジュ、カエデ、クリなどの木が多くみられる。島の面積の約4分の1が森林におおわれている。また、ジャワ島は多様な動物相をもっている。特徴的なのは、一角のサイ、トラ、ヒョウ、バンテン(野生の牛)、野生の豚、キツネザル、各種のサルなどである。セキショクカケフやクジャク、2種のオウム、アマツバメ、10種のハト、2種のカッコウ、11種のサギなども生息している。爬虫類(はちゅうるい)には、アミメニシキヘビ、コブラ、ワニがいて、ワニには体長9mに達するものもいる。沿岸および内陸には、多くの食用種をふくむ魚が豊富で、カニ、ザリガニ、ロブスターも多い。
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