![]() |
Windows Live® の検索結果
Windows Live® の検索結果 炭素同士の二重結合をもつ脂肪族有機化合物をアルケンというが、エチレンはそのもっとも簡単なものである。石油化学工業(→ 化学工業)の基本的な原料となる。無色でかすかにあまい匂いのする気体。水にとけにくく、石油の熱分解(→ クラッキング)や分別蒸留のほか、天然ガスから大量に製造される。天然ガスを原料とする例はアメリカやカナダに多い。もえるときには明るい炎をだす。二重結合をもっているため化学的に反応しやすく、塩化エチル、臭化エチレン、エチレングリコール、ポリエチレンなどをたやすくつくることができる。 1950年代後半から高度経済成長の時代にかけて、日本の各地に建設された石油化学コンビナートの中心は、ナフサからエチレンを生産するプラントであった。58年にスタートした岩国・大竹から、四日市をへて鹿島にいたるまでのコンビナートのエチレンの生産は、石油化学工業の基本になってきた。 エチレンの用途はさまざまだが、代表的なのは、日常生活でもなじみの深いポリエチレン、塩化ビニルの原料である。エチレンは、正常に発育している植物からも放出され、果実の成熟を促進するホルモンの一種である。活性炭やゼオライトなどのガスを吸着する物質とともに、野菜や果実をビニル袋などにつめておくと腐敗(→ 腐敗と分解)しにくくなるのは、主としてエチレンの濃度が低下するためである。 分子式C2H4。分子量28.05。融点-169.15°C。沸点-102.4°C。
© 1993-2008 Microsoft Corporation. All Rights Reserved. |
© 2008 Microsoft
![]() ![]() |