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項目構成
地対地ミサイル(SSM:Surface-to-Surface Missile)、地対空ミサイル(SAM:Surface-to-Air Missile)、空対地ミサイル(ASM:Air-to-Surface Missile)、空対空ミサイル(AAM:Air-to-Air Missile)などにわけられる。この場合、「地」には艦船もふくまれる。 地対地ミサイルでは湾岸戦争でイラクが使用したスカッド、地対空ミサイルではスカッド迎撃に活躍したアメリカのペトリオット(→ ペトリオットPAC-3)、空対地ミサイルでは対レーダーミサイルのハーム、空対空ミサイルではアメリカのサイドワインダーやスパローなどが知られている。
戦術ミサイル、戦場支援ミサイル、戦略ミサイルにわけることができる。戦術ミサイルは地上、空中の戦闘行動の直接支援をおこなう。歩兵携行または、航空機やヘリコプターが搭載する対戦車ミサイル(→ 対戦車兵器)、歩兵携行や地上設置の対空ミサイル(→ 対空兵器)などがあげられる。戦場支援ミサイルは後方地域から戦闘地域に攻撃をくわえるもので、短距離、中距離ミサイルが相当する。戦略ミサイルは大陸または海中から別の大陸を攻撃するもので、地上サイロの大陸間弾道ミサイル、潜水艦搭載の潜水艦発射弾道ミサイルなどがある。
空気力学ミサイルと弾道ミサイルにわけられる。空気力学ミサイルは翼面と機体表面にかかる空気圧にささえられて飛行し、地面と水平に飛行して目標にむかうが、弾道ミサイルはロケットエンジンの推進力で姿勢をたもち、放物線をえがいて目標に到達する。
空気力学ミサイルの代表で、アメリカのBGM-109トマホークなどがある。トマホーク巡航ミサイルは小型のターボファンエンジンに小翼をそなえ、地上、水上艦、潜水艦から発射できる。敵の艦船などの中距離目標や数千キロメートル先の戦略目標を攻撃し、湾岸戦争で使用された。 また、フォークランド紛争でイギリスの軍艦を撃沈したフランス製のエグゾセや世界各国でつかわれているアメリカのハープーンなどの対艦ミサイルは、海面上数メートルをはうようにしてとび、目標に近づくと上昇して内蔵されたセンサーで敵艦船を発見して攻撃をおこなう。
弾道ミサイルの代表は地対地ミサイルである。これはその射程によって、5500km以上の大陸間弾道ミサイル(ICBM)、2400~5500kmの中距離弾道ミサイル(IRBM)、800~2400kmの準中距離弾道ミサイル(MRBM)、800km以下の短距離弾道ミサイル(SRBM)にわけられる。ただし1987年の中距離核戦力全廃条約(INF全廃条約)では、射程1000~1500kmを中距離ミサイル、500~1000kmを短距離ミサイルと定義している。
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