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  • ブナ - Wikipedia

    この項目では、植物について記述しています。合成ゴムについては「 ブナゴム 」をご覧ください。

  • ブナを植える会

    ブナを植える会では「緑・ゆたかな森づくり」を目指してブナの植樹を行っています。

  • ブナ林 - Wikipedia

    ブナ林 (ぶなりん)とは、 温帯 に見られる 落葉広葉樹林 の典型的なものである。 日本 では、 九州地方 の山地から 北海道南部 の平地にかけて分布する、 ブナ を中心とする 森林 のことである。 [編集] 日本のブナ林

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ブナ

ブナ()
百科事典項目
項目構成
I

プロローグ

日本の温帯林指標植物とされるブナ科の落葉高木。北海道の渡島半島~鹿児島県高隈山(たかくまやま)に分布する。

高さ約30mになり、樹皮は灰白色でなめらか。は長さ5~8cmの卵形で、質はやや厚く、縁に波うつようなゆるい鋸歯がある。葉の側脈(葉脈)が鋸歯の先端ではなく、谷間にむかってのびている。これはほかの樹種ではあまりみられない特徴である。5月ごろ、葉と同時にが開く。雄花序(雄花)はたれさがり、雌花序(雌花)は葉の付け根に上向きにつく。果実はやわらかい棘(とげ)のある殻斗につつまれ、熟すと4つにさけて、食べられる(木の実)。

材は建築・器具・船舶用に、樹皮は染料につかわれる。富士山麓(ろく)や箱根周辺のブナは盆栽用にされ、「富士ブナ」として人気がある。

ブナ林は豊かな水をたくわえ、多種類の植物が林下に生え、多くの動物や微生物が共存して安定した生態系が形成されている(生態学)。第2次世界大戦後の日本では、ブナ材の需要がふえ、伐採技術の進歩、林道の開設とあいまって、各地のブナ林が次々と伐採されていった。現在、白神山地のブナ林保護に代表されるように、ブナ林をまもり、再生させる課題は、地球環境保護の重要テーマとなっている。

→自然保護の「森林の保護」

II

ブナ属

ブナ属は、北半球の温帯原産のおよそ10種の落葉樹からなり、灰色をおびたなめらかな樹皮と細長い冬芽が特徴である。北アメリカ原産のアメリカブナは、ミシシッピ川の東部に広く生育する。ヨーロッパブナは、中部ヨーロッパに多いが植民地時代に北アメリカに導入され、公園でよくみられる。銅色の葉がおそく生えるムラサキブナや、枝がたれさがっているウィーピングビーチは、ヨーロッパブナの栽培品種(園芸品種)である。ブナの果実は、その50%近くが油分であり、ヨーロッパではブタの飼料としてつかわれている。木材は広く家具や床材につかわれる。

日本には、ブナのほか同じブナ属のイヌブナが分布している。イヌブナのほうが葉の側脈の数がやや多いこと(ブナは7~11対、イヌブナは10~14対)、葉の裏に軟毛があることなどで区別できる。

分類:ブナ科ブナ属。日本に自生するブナの学名はFagus crenata。アメリカブナはF. grandifolia。ヨーロッパブナはF. sylvatica。イヌブナはF. japonica

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