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  • 薬物依存症とは?

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  • 薬物依存症って何?

    薬物依存症って何? 最初の使用で気持ちよさを味わうと、ついまた使いたくなります。そして、高揚感を求 めたり、あるいは気分の落ち込み・イライラ・不安などを解消するために、薬物を求めるようになっていきます(精神依存)。

  • 薬物依存症 - Wikipedia

    薬物依存症 (Substance Dependence、やくぶついそんしょう、やくぶついぞんしょう)とは 精神疾患 の1つで、脳内の 神経伝達物質 として報酬系などに作用する 薬物 である「脳に直接作用する物質」に対する依存が多い。

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薬物依存症

薬物依存症 やくぶついぞんしょう Drug Dependence
百科事典項目
項目構成
I

プロローグ

薬をのむと精神的な安心感がえられることから、ふだんから精神的、肉体的に薬にたよってしまう状態。薬物依存がひどくなると、薬が体の中で生理的に変化をおこし、薬なしではいられなくなって中毒状態になる。たとえば、薬をのみつづけているうちに、だんだん体が薬になれてきて、量をふやさないと効き目がなくなったり、薬の効果がきえたあとに禁断症状がでたりする。禁断症状は、薬の種類によってさまざまだが、おもに吐き気、下痢、痛みなどがあらわれる。禁断症状がでなくても、薬をつかいたいという気持ちが強いときには、心理的な依存や習慣性があるとされる。

動物実験によると、アヘンアルコール、コカイン、鎮痛薬などは、自分からくりかえし摂取しようとする。これらは強い刺激反応をおこし、習慣的に使用されやすい。マリファナや幻覚剤などは、実験動物ではそれほど強い刺激反応はないが、人間の場合は習慣になる。

依存症をおこしやすい薬は、アヘン系、鎮静・催眠薬(鎮静薬)、興奮薬、幻覚剤、大麻、吸入剤の6種類にわけられる。

II

アヘン系

ケシから抽出したアヘンを原料とするモルヒネや、ヘロイン、メサドンなどが、代表的なものである。医療的には、モルヒネは、痛み、咳(せき)をおさえるほか、小腸の動きをおさえて下痢を改善する。モルヒネから合成されたヘロインは、はじめ咳をおさえる薬としてつかわれていたが、間もなくひじょうに強い中毒性があることがわかり、現在は、製造、使用ともに禁止されている。不安、不眠、吐き気、発汗、痙攣(けいれん)、嘔吐(おうと)、下痢、発熱などの禁断症状があらわれる。麻薬

1970年代に、エンドルフィンやエンケファリンという麻薬類似物質が脳から自然に分泌され、麻酔作用があることがわかった。麻薬の作用はエンドルフィンやエンケファリンによく似ており、これらの物質の分泌が少ないと、体が麻薬にたよりやすい、という説もある。

III

鎮静・催眠薬

鎮静・催眠薬の代表は、バルビツレートである。1900年代初期から不安、不眠症の薬やてんかんの治療薬としてつかわれていた。アルコールに似た重い依存性(アルコール依存症)をひきおこす。やめるとすぐ、ふるえ、不眠、不安がおこり、1日後に痙攣や意識の混濁があらわれる。常用しているのを急にやめたり、大量にもちいたり、アルコールをのんだときに使用すると、死にいたる危険もある。

ベンゾジアゼピンは、いわゆるマイナートランキライザー(精神安定剤)で、不安、不眠、てんかんの治療にもちいられる。バルビツレートよりも安全だということで、今ではバルビツレートにかわってつかわれることが多いが、いっぽうで、その中毒が問題になってきている。

IV

興奮薬

コカインとアンフェタミン系が代表である。コカインは、南アメリカ産のコカの木の葉からとった物質で、苦味のある白い結晶状の粉末である。医療用には、鼻やのどの麻酔、また手術中、血管を圧縮して出血を少なくする目的でつかわれている。1970年代から乱用がふえはじめたが、乱用すると精神的にも肉体的にも深刻な問題がおきる。80年代に登場した「クラック」は、煙にしてすいこむもので、中毒性がひじょうに強い。

アンフェタミンは1930年代に、風邪などの治療薬としてはいってきたが、のちに神経系に影響をあたえることがわかった。肥満の人が、食欲をおさえるためにもちいられたこともある。現在では、ナルコレプシーや、子供の多動症の治療につかわれている。いっぽうで、警戒心を強め、気分を高め、疲れや眠気をへらす作用がある。アメリカでは「スピード」という俗称でよばれ、覚せい剤取締法の対象になっている。

コカインもアンフェタミンもともに、静脈注射をするとすぐに幸福感や食欲不振の作用があらわれる。長い間常用すると、急性の統合失調症に似たような症状がおこることがある。効果が切れたときにひじょうに不快な抑うつ症状があらわれるため、中毒におちいりやすい。

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