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道路や鉄道、運河や水路などが、川、海峡、谷などを横断したり、ほかの道路や鉄道などと立体交差する場合、中空にかけわたして通行できるようにした構造物。送電線やパイプラインをとおす橋もある。運河や水路をとおすための橋を水路橋、または水道橋(→ 水道)とよぶ。 構造からトレッスル橋(構脚橋)、トラス橋、アーチ橋、吊り橋に分類される。また、構造材料から木橋、石橋、鋼橋、アルミニウム合金橋、鉄筋コンクリート橋、プレストレスト・コンクリート橋などに分類され、橋軸の形からは直橋、斜橋、曲線橋などがある。
もっとも古い橋は、丸太を1本か2本川の上にわたしたり、ロープのようなものを小さな谷間にはったものと想像される。このような橋は今でものこっている。両端だけでささえた単純な形態の橋は、ここから誕生した。飛び石を利用して川をわたるとき、石と石との間に木の丸太をかけてわたりやすく工夫したのが、複数の橋脚がある橋の原型である。
木の杭(くい)を川底にうちこんで橋をささえることで、木の丸太を梁(はり)とした構造の橋が発明され、ひろい川にも橋をかけられるようになった。このような橋がトレッスル橋である。トレッスル橋は、今でも谷川や河川で船の運航にさしつかえない所でひろく利用されている。石の橋脚で木の部材をささえる方法が開発され、木の梁で橋を建設する技術は大きな進歩をとげた。
固定した橋脚のかわりに船をつかうことで、船橋が生まれた。前1800年、メソポタミア南部のバビロンで煉瓦のアーチによる橋がつくられたとつたえられるが、やはり木の梁による橋は、古代の人たちがもっとも利用したもののようである。 橋の形態でいえば、ほかにも単純な形態の吊り橋や片持ち梁によるゲルバー橋が、すでにインド、中国、チベットなどで建設されていた。船橋は、アケメネス朝ペルシャのダレイオス1世とクセルクセス1世の軍隊のギリシャ遠征のときにつかわれていた。
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