Windows Live® の検索結果
Windows Live® の検索結果 ページ 3 / 3
項目構成
歯と蝶番のようにうごく顎は、動物の進化のあらわれであり、海綿やクラゲなどの下等動物にはみられない。哺乳類の歯はもっとも進化していて、顎骨の穴にすっぽりと入りこみ、歯根膜にささえられている。また、げっ歯類以外のほとんどの哺乳類には最初の歯と永久歯の2組の歯が生える。
動物の歯も人間の歯と同じ構造で、エナメル質、象牙質、セメント質、歯髄の4つでできている。しかし、それらの成分や構造は動物ごとにちがっていて、ウマではエナメル質が象牙質と歯髄の周囲だけをつつんでいるのではなく、歯冠全体の成分となっている。
動物の歯は、それぞれの種(しゅ)の食べたりかんだりする必要性に応じて、何世紀にもわたって進化、発達してきた。
種はちがっても、特定の目的のために発達した歯がある。たとえば肉食であるトラと、魚を食べるアザラシでは、獲物をしっかりとつかんでひきちぎるため、先端のとがった犬歯が発達している。草食動物のウマやウシは草やパルプのようなものを切りとるための切歯と、すりつぶすための大臼歯が発達し、大臼歯は平らで大きくなっている。イヌやネコには、食物をつぶしたりひきさいたりするための発達した犬歯が多くあり、大臼歯はするどく細くなっている。ゾウの大臼歯は食物をすりつぶすので先端が平らになっていて大きい。 哺乳類の一部やほとんどの魚類、爬虫類の歯は多生歯性で、たえず成長し新しい歯といれかわる。げっ歯類や、ゾウやセイウチのような牙(きば)をもった動物には、ふつう歯根が生じない前歯が数本ある。ビーバーは木をきってダムをつくるためにたえず切歯をつかって、1年に1.2mもの割合でのびる。
多くの魚類や爬虫類にはさまざまな形の歯があるが、一般には獲物をつかまえるため、するどい歯となっている。なかには舌や口蓋(こうがい)に歯が生えていたり、のどに、もう1組の歯があったりすることもある。ワニの歯は、ヒトと同じように顎にしっかりと植えられている。カメには歯はないが、両顎に硬くて、先端がするどい骨でできた口蓋がある。カエルなどの歯のない両生類には、生まれたとき卵のからをやぶるための卵歯をもっているものがあるが、これは生まれるとすぐにぬけおちて、2度と生えてこない。ガラガラヘビのような毒をもった爬虫類では切歯が発達して毒牙となり、獲物に毒を注入する働きをしている。チスイコウモリにも同じような切歯がある。
© 1993-2009 Microsoft Corporation. All Rights Reserved. |
© 2009 Microsoft
![]() ![]() |