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両頬(りょうほお)の外側に餌(えさ)をいれる頬袋をもったげっ歯類の総称で、カナダ南西部からメキシコまでの北アメリカ西部に分布する。尾でバランスをとりながら長い後肢でカンガルーのようにジャンプしながら行動することから命名された。
頭胴長は10~20cm。ふつう、体よりも長い尾をもつ。アメリカ合衆国のカリフォルニアに生息する一般的なクロカンガルーネズミは、体毛が滑らかでやわらかく、背は黄褐色で腹は白色。尾は黒く、鼻先に半月を横にした形の黒い模様がある。体の両わきに白い縞(しま)模様があり、尾の先までつづいている。
カンガルーネズミはステップや砂漠、荒れ地などの乾燥地帯に群れをつくり、地下にほったトンネルでくらし、巣室や餌の貯蔵庫として利用する。夜行性で、夜になると穴からでてきて、種子や果物など植物性の餌や小型の昆虫類などを食べる。 餌にふくまれた水分だけで、長い間生きられる。それは、腎臓(じんぞう)の機能がきわめてすぐれているためで、尿の中の尿素などは約24%という高濃度である。ヒトの場合が約6%であるから、同じ尿素などを排出するのに、ヒトの4分の1の水分ですむことになる。 春から秋にかけて1年に1~3回ほど繁殖し、ふつうは1回に2~4匹の子供をうむ。 分類:哺乳綱ネズミ目(げっ歯目)ポケットネズミ科。クロカンガルーネズミの学名はDipodomys agilis。
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